いつもの一杯や一皿が、ちょっとしたテクニックを使うだけで絶品になったら嬉しいですよね。今回は、すぐに試したくなるコーヒーの裏技をご紹介します。
"コーヒー氷"を使えばアイスコーヒーが薄くならない!
今年7月に放送された「くりぃむしちゅーのハナタカ! 優越館」(テレビ朝日系)では、"夏だから教えたい試したいSP"と題して様々な裏技を紹介。時間が経過しても味が薄くならないアイスコーヒーの作り方が登場しました。
夏の時期が特に美味しいアイスコーヒーですが、時間が経つと氷が溶けて味が薄くなってしまうこともしばしば...。番組が"日本人の5割が知っている知識"として紹介したのは、コーヒーを製氷皿に入れて凍らせる"コーヒー氷"。この氷を使えば長時間冷たさをキープできて、氷が溶けても味が薄まる心配がなくなります。
5割が知っている知識ということもあり、実践している人も多いようす。SNSなどには「アイスコーヒーイン氷コーヒー実践中! 氷が溶けても味が薄くならないのでおすすめです」「コーヒー氷に牛乳入れると、段々濃くなっていくカフェオレになって超美味しいですよ!」といった声が上がっていました。
さらに番組には"日本人の3割しか知らない知識"として、インスタントコーヒーにまつわる裏技も登場。そのテクニックとは、インスタントコーヒーはお湯でなく水で作ると美味しいというもの。
といってもコーヒーをただ水で溶かすだけでなく、その後にレンジで加熱することが大切です。スタジオには、お湯で淹れたコーヒーと水から作ったコーヒーが登場。2つを飲み比べた綾野剛さんは「全然違う!」「味の深さがダイレクトに伝わってきますね」とその違いを実感していました。
早速試した視聴者も多く、「水からインスタントコーヒー作ってみたら、マジでめちゃんこ美味しいぞ!」「香りも良くて美味しい!加熱時間変えれば好きな温度で飲めるのもいい」「水から作るインスタントコーヒーを知って以来、世界が変わってしまった」といった声が上がっています。
食品医学研究所の平柳先生によると、水から作ったコーヒーが美味しいのは徐々に温めるとコーヒーの旨み成分が出やすくなるから。そのため水から作ったコーヒーは、通常のコーヒーよりも深みのある味や香りが楽しめるようです。
いつものコーヒーがちょっとしたコツで様変わり。特別な道具も必要ないので、早速試してみてはいかがでしょうか。
文/藤江由美