「考えただけでゾッとする...」SNSで話題の漫画『小1の娘が帰ってこない』に保護者たち震撼【作者インタビュー】

コロナ禍で不規則だった登校が通常通りになって3週間。いつも14時半には「ただいまー!」と元気に帰ってくる長女が、なぜか全然帰ってこない...? 学校から自宅までは徒歩で10分ほど。学校に連絡してみると娘は挨拶して教室を出たらしく...。子どもを持つ親、特に入学したばかりの1年生の親であれば、心臓がキュッとなってしまう出来事を描いた漫画『小1の娘が帰ってこない』の作者・ようみんさんにお話をお伺いしました!

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──『小1の娘が帰ってこない』を描こうと思ったきっかけを教えてください

うちの子はしっかり登下校できているから大丈夫!と思っていたときに起きたできごとでした。小さなお子さんを持つ方への注意喚起としても描いておこう!と思い、筆を執りました。

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──長女のぷっちょさんが帰宅時刻を過ぎても帰ってきていないと気付いたとき、一気に血の気が引いたとありましたが、そのときの様子や気持ちを教えてください。

入学してすぐの頃は、先生が近くまで付き添ってくださっていて、その後、子ども達だけで下校するようになりました。毎日いつも同じ時間に帰宅していたので、私はそのとき4歳下で未就園児の次女のお世話をしながら自宅で長女の帰りを待っていました。自宅のベランダから通学路が見えるので、下を覗いて確認もしてみましたが、歩いている子の姿は見えません。「今日の帰宅時間、遅かったかなぁ...」と学年だよりを確認すると、まさか下校時刻がいつもより早いとは思わず...。変な汗がでてきたのを覚えています...。

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──全体を通して特に印象に残っているエピソードがありましたら、ぜひ教えてください

やはり下校時間が早かったと気付いたときの「ど、どうしよう...」と頭が真っ白になったときです。いつもは14時半には帰宅するのですが、その日は実は4時間授業で、13時半の下校。いつもであれば13時45分ごろに帰宅してもおかしくありません。しかもその時点でもうすぐ15時になる...。学校に電話をしても「もう下校しました」と言われ、どこにいるのかもわからなくて...。

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──今回の出来事のあと、なにかしたことはありますか?

今回のことがあって、我が家では迷っていた見守りGPSを購入しランドセルに入れておくようになりました。「このあたりまで歩いてきてるな」というのもわかりますし、見守りGPSは低学年のうちはランドセルにいれておいてもいいかなと思います。
小学1年生はまだ幼稚園から上がったばかりの小さい子です。通学路の確認をしたり、「もし何かあったららどうするか」を家族で話し合っておくことも大切だと思います。

──不測の事態はどうやっても起こる可能性があるかと思いますが、改めて気を付けたいと思った点はありますか?

今回の件だけでなく、改めて下校時に気を付けるべきことを、娘と確認し合いました。お友だちに遊びに誘われても必ず下校すること。そして、万が一不審者に会ってしまったときは、近くのお店やコンビニに走っていくことを話しました。逃げるときは「ランドセルは重いから捨てて逃げていいからね!」とも伝えています。


いつもはきちんと帰宅しているというようみんさんの長女、ぷっちょさんは一体どこへ行ってしまったのか? 改めて子どもの登下校について考え、親子で話し合いたくなる作品です。

 

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