「YouTube」で即席eラーニング~ネット活用術/時短術大全

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あなたは自分の時間を有効に使えていますか?
仕事時間を1日10分短縮できたとすると、1年間で40時間の短縮になります。すると5年で200時間、そして10年では400時間も短縮できるのです!
時短術の集大成となる1冊「時短術大全」から、ビジネスに役立つテクニックを連載でお伝えします。
未来のために、今できる小さなことから始めてみましょう!

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前の記事「「検索は10分以内」というルールを作る~ネット活用術/時短術大全(40)」はこちら。

◎生産性向上につながるネット活用術

1.YouTubeで即席「eラーニング」

世界最大の動画共有サイトであるYouTubeを、単なる娯楽の1つと侮(あなど)ってはいけない。活用次第では、ビジネスのスキルアップを大きく助ける、独学のツールになってくれるのだ。
たとえば、YouTubeの多彩なコンテンツの中には、ビジネス英語やビジネスマナーなど、即席「eラーニング」を実践するのにもってこいの動画が数多く存在している。これらの動画を、1日15分間など、時間を決めて自習することを日々くり返していけば、ビジネスパーソンとしての着実なスキルアップが期待できる。

 
2.目的に合わせてSNSを使い分け

TwitterやFacebook、Lineなど、さまざまな種類があるSNS。その最大の特徴は、登録者同士で情報を共有することにあるが、目的に合わせて使い分けをすることで、より効果的なツールとして活用することができる。
ポイントとしては、情報を受信したいだけなのか、あるいは自分から発信したいのか、という視点から使い分けること。また、リアルな人間関係を築くきっかけとして使いたいのか、あるいはバーチャルなままで構わないのか、ということでも使い方が異なってくる。
それぞれのSNSの特性を見極めたうえで使うようにしていきたい。

 
3.著名人のTwitterをフォローして一次情報をゲットする

Twitterでは、他のユーザーをフォローすると、そのユーザーのツイート(つぶやき)が、自分の画面にリアルタイムで表示されていく。
そして基本的には、フォローするのに相手の承認を必要としないため、ツイートを公開している著名人などが直接発信する、有益な一次情報をゲットすることができる。
そのほかにも、企業が発信する最新情報、政府機関や報道機関などが発信するニュースなど、最新の情報をいち早く入手することにも利用できる。

 
4.ネット活用でいつでも、どこでもオフィス環境を作る

自分のデジタルデータをネット上のサーバーに保管することで、ネット環境さえ整っていれば、自由にデータを取り出すことができるのがクラウドである。そして、これを活用すれば、いつでも、どこでもオフィス環境を作ることができてしまう。
また、特に自分のパソコンがなくとも、ネットにさえつながっている状態であれば、どんな端末からも利用できるのがクラウドの魅力である。
つまり、スマートフォンやタブレットを組み合わせれば、オフィスのパソコンを使って途中まで進めていた仕事を、移動中に片づけることも可能というわけだ。

 
5.オンラインストレージサービスで情報を共有する

クラウド上にファイルを保存し、同じ環境を複数のパソコンから利用できるサービスのことを「オンラインストレージサービス」といい、近年、急速な広がりを見せている。中でも使い勝手のよさで人気が高いのが「Dropbox」だ。
Dropboxは、データの倉庫として、大容量のデータをクラウドに保存できることはもちろん、素早くデータが同期されるため、複数のパソコンで情報を共有したいとき大いに活躍してくれる。上手に使えば場所を選ばず仕事ができるだけでなく、データを持って出かける際の準備にも手間取らなくてすむ。

 

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『時短術大全』
(生産性改善会議 / KADOKAWA)
本書は仕事に関する時短術を集めた、集大成となる1冊。時間の使い方が圧倒的にうまくなる411のテクニックを集めました。仕事が早いか遅いかは、知っているか知らないかの違いだけ。時短術を活用することで、少しずつ自分の時間は増えていきます。そして、その効果は必ず将来あらわれます!

 

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