ストレス発散のパターンを複数持つ~仕事前後の自己管理/時短術大全(31)

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時短術の集大成となる1冊「時短術大全」から、ビジネスに役立つテクニックを連載でお伝えします。
未来のために、今できる小さなことから始めてみましょう!

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◎仕事前後の自己管理術

1.成功も失敗も「分析」して次に活かす

自分がやった仕事を「分析」し、そこから改善点を見出すことで次の仕事に活かすことは、とても重要である。しかし、こうした原因分析を行うのは、なにも仕事に失敗した場合に限ったことではない。
なぜなら、成功した理由もわからずただ満足してしまうと、その経験はすべてリセットされてしまうからだ。そのときの成功をラッキーパンチに終わらせず、成功を再現し、さらに拡大していくためにも、成功した場合にこそ分析を徹底するようにしたい。

 

2.「1人反省会」で課題を洗い出す

小学校の頃、クラスで「反省会」をしなかっただろうか? 子どものときは言われるままに開いていた反省会だが、今の自分の仕事について開いてみると、面白くかつ有益である。
1日の終わりや週末、あるいは大きな仕事が終わったときでもいい。うまくいったこととその要因、うまくいかなかったこととその原因を考えて書き出してみるのだ。反省会を開いているのだと意識することで、見過ごしていた点が明らかになる。
うまくいった要因は自分の長所としてスキルアップさせ、うまくいかなかった原因は反省して改善を目指そう。大人ならではの1人反省会だが、仕事の打ち上げをかねてチームで行ってもいいだろう。

 

3.ストレス発散のパターンを複数持つ

ストレスをためずに生きることは不可能かもしれないが、ストレスのたまった状況で仕事を続けても効率が悪いだけだ。いったんたまってしまったものは、そのつど発散するのが一番の対処法といえる。
さらに、自分なりのストレス発散のパターンは、複数持っていることが望ましい。新しいことを考える余裕がないほどの心理状態に陥ったときでも、すぐに実行できる発散法を、事前に準備しておくよう心がけたい。
発散法を考えるときには、何をすればストレスが緩和されるのか、まず自覚することから始めるのがポイントだ。そして、自分に最適なパターンを把握し、無理のないタイミングで実行するようにしていきたい。

 

4.入眠までの3時間で睡眠の質を上げる

寝つきが悪かったり、眠りが浅くて夜中に目が覚めたりしてしまう人は、眠る前の3時間の行動を変えることで、質のよい眠りを味わうことができる。
まず、寝る3時間前までには食事をすませ、1時間前に入浴し、寝る直前に軽いストレッチと腹式呼吸をする。こだわりすぎる必要はなく、心と身体がリラックスできればいい。
反対に控えるべきなのは、カフェインなどを含む刺激物をとる、仕事や勉強で脳を働かせる、スマホやパソコンを操作する、寝酒を飲むなどである。
部屋着のまま寝てしまう人もいるが、厚手の衣類やフード付きのパーカーなどは寝返りのさまたげになるのでパジャマに着替えるといい。それも入眠モードに入る、いいきっかけになるのだ。
ぐっすり眠ったら、爽やかな朝が待っている。

 

5.十分な睡眠で疲労を翌日に持ち越さない

毎朝、目が覚めても何だかだるくて、疲れが取れた気がしない。こんな人は、慢性的な睡眠不足かもしれない。
成人の平均睡眠時間は、6.8時間といわれている。もちろん個人差はあるものの、睡眠が6時間以下という日が続くと、日中にやたらと眠くなり、日を追うごとに集中力まで衰えるという。そうなると仕事の能率も下がり、睡眠不足の結果、また残業が増えるという悪循環に陥ることになる。
睡眠は、心身の休息になるだけではなく、記憶の再構成や傷ついた細胞の修復にも深い関係がある。ことに傷ついた細胞を修復する重要な役割を担っている成長ホルモンは、夜の10時から午前2時までに分泌されるので、この時間に眠っていると良質な睡眠をとることができるという。

 

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