"もともと除菌剤"の力をいかして家中ピカピカに!「アルコール」/ナチュラル洗剤はこの5つ(5)

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◎アルコール
アルコールはもともと除菌剤。その力を生かして、掃除&カビ予防を

医療現場でも広く使われている中性のアルコール(成分はエタノール)。その除菌&消毒作用はご存知のとおりです。特徴は揮発性が高いことと、油汚れに強いこと。拭いたそばから乾くので、濡らしたくない家電やスマートフォン、コンセントの周りについた皮脂、畳やカーペットの日々の汚れ落としなどに有効です。押入れや冷蔵庫の中のカビ予防や除菌効果もできますから、使い道の幅広さは抜群。無水エタノールと消毒用エタノールが売られていますが、掃除には比較的安価な後者がおすすめです。

前の記事「"手を付けたくない!"ほどの油汚れに抜群の効果「セスキ炭酸ソーダ」/ナチュラル洗剤はこの5つ(4)」はこちら。

 

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洗剤を用意:消毒用エタノール(pH約7)

-洗剤液を作る場合
水に原液を溶かす(水110ml:消毒用エタノール90ml)。プラスチックボトルに先に原液を入れると傷むので、混ぜてから移す。

●保存期間
作ったアルコール水は約3カ月で使用

 

例えば、こんな汚れに!

■布製スリッパやスニーカーに吹きかけて... 

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雑菌が繁殖しやすいスリッパなどは、アルコールの原液を吹かけて普段から除菌しておくと良いでしょう。スニーカーなども同様。雑菌が予防できれば、匂いも防げます。革製のものは変色してしまうので向きません。

 

■畳やカーペットを除菌&カビ予防 

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アルコール水を畳やカーペットに吹きかけて、細かい化学繊維でできた汚れ落ちのいい化学雑巾で汚れを拭き取ります。皮脂や食べ物のカスなど酸性の汚れが落ち、除菌や湿気の予防にもなります。

 

■家電やリモコンに付いた手アカ

1711P35_3.jpg1711P35_4.jpg濡れると破損しやすい家電やリモコン、スマホやパソコンなどは化学雑巾や綿棒にアルコール水を吹きかけて汚れを拭き取ります。気になる手アカが消えて、見違えるようにきれいになります。

 

■湿気を避けたい押入れ

1711P35_5.jpg押入れは、一度に荷物を取り出して、乾いた雑巾にアルコール水を吹きかけて汚れを拭き取りましょう。雑菌の繁殖も予防できます。

 

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取材・文/飯田充代 撮影木下大造

<教えてくれた人>
本橋ひろえ(もとはし・ひろえ)先生
ナチュラルクリーニング講師。自身がアトピー性皮膚炎だったことから主婦の目線で洗剤を研究。全国で講座を開催。著書に『ナチュラル洗剤で安楽早 ラクチンおそうじ虎の巻』(ディスカヴァー・トウエンティワン)がある。

この記事は『毎日が発見』2017年11月号に掲載の情報です。
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