『親指姫なねこ』魔女からもらった種を植えると、花の中から出てきたのは...?/みっけ!ねこむかしばなし

『ねこむかしばなし』(ぱんだにあ/KADOKAWA)第52回【全59回】

もしも、あの物語にねこが登場したら...? 誰もが知っているような有名な昔話や童話にねこが参戦! ねこならでは魅力に思わずニッコリ&ほっこり。『ねこむかしばなし』『にゃんと!ねこむかしばなし』『みっけ!ねこむかしばなし』(すべてKADOKAWA)と、大人気シリーズから厳選したエピソードをお届けします。ねこまみれの幸せを堪能してください。

※本記事はぱんだにあ著の書籍『ねこむかしばなし』(KADOKAWA)から一部抜粋・編集しました。

◆親指姫なねこ

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◆元となったむかしばなし


親指姫
むかし、あるところにチューリップから生まれた親指姫がいました。
人間の女性に育てられていた親指姫でしたが、ヒキガエルやコガネムシにさらわれ、森で一人で暮らすことになります。 冬が近づいてきたある日、親指姫は野ネズミのおばさんに助けられ、一緒に暮らし始めました。幸せに過ごしていた親指姫でしたが、ある日、金持ちのモグラとの結婚話が持ち上がります。

野ネズミのおばさんは乗り気でしたが、親指姫は結婚したくありません。すると、以前ケガを手当てしてあげたツバメが助けてくれ、一緒に南の国へ行くことになりました。
南には親指姫と同じくらいの大きさの人々が住む国があり、親指姫はそこの王子様に見初められ、幸せに暮らしました。

 
※この記事は『ねこむかしばなし』(ぱんだにあ/KADOKAWA)からの抜粋です。

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