『桃太郎とねこ』「おともします!」ねこばっかりついてくるのはなぜ?/にゃんと!ねこむかしばなし

◆ききみみずきんとねこ

『桃太郎とねこ』「おともします!」ねこばっかりついてくるのはなぜ?/にゃんと!ねこむかしばなし cattales24_2.webp

◆元となったむかしばなし


ききみみずきん
昔、あるところに心優しいおじいさんがいました。
おじいさんは山作業の最中に困っていた狐を助けます。狐はそのお礼にいろんなものの声が聞こえる頭巾を渡しました。今までと違い、昼間は動物たちの会話を聞き、夜は虫たちの歌声に耳を澄ませることで毎日が楽しくなっていました。
そんなある日、カラスたちの噂話でお殿様の娘が病気を患ってまったく治らないと耳にします。おじいさんはお城へ向かって調査していると、立派な木の根の上に蔵を立ててしまっているため、その木の恨みが原因であるとわかりました。
お殿様が半信半疑で蔵をどけてみると娘はすぐに良くなります。おじいさんはお礼として多くのお宝を受け取り、幸せに暮らしました。

 
※この記事は『ねこむかしばなし』(ぱんだにあ/KADOKAWA)からの抜粋です。

この記事に関連する「暮らし」のキーワード

PAGE TOP