『ねこむかしばなし』

ねこの恩返し

『ねこむかしばなし』 15-01.png

元となったむかしばなし

鶴の恩返し

むかしあるところにおじいさんとおばあさんがいました。冬のある日、おじいさんが山に入ると罠にかかり動けなくなった鶴がいました。助けてあげると鶴は一礼して去っていきます。
するとその日の夜、美しい娘が「泊まらせてもらいたい」と、おじいさんとおばあさんの家に訪れました。2人は快く迎え入れましたが、娘から「お返しに反物を織ります。この戸は決して開けないでください」と言われてしまいます。その反物を売って2人は裕福になりました。
ある日、2人は娘が織っている姿が気になり、戸を開けてしまいました。するとそこには罠から助けた鶴がいました。正体を見られてしまった鶴はそのままどこかに飛び立ってしまいました。

 
※本記事はぱんだにあ著の書籍『ねこむかしばなし』(KADOKAWA)から一部抜粋・編集しました。

この記事に関連する「暮らし」のキーワード

PAGE TOP