たったこれだけ!スープを極めた料理研究家が教える「チキンソテー」成功のコツ

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『おうちごはんは日々のくりかえし。 料理家がふだん、気ラクに作っているレシピ』 (有賀 薫/KADOKAWA)第2回【全5回】

毎日のごはんづくりに息切れぎみではありませんか? そんな方におすすめの書籍が『おうちごはんは日々のくりかえし。 料理家がふだん、気ラクに作っているレシピ』(KADOKAWA)。 スープ作家・料理家の有賀薫さんが、家族のために作っているふだんの料理をピックアップして紹介しています。 ボリューム満点の定番メニューも、ぱっと作れる麺&ごはんメニューも、有賀さん自身が30年間繰り返し作ってきただけあって、素材も工程もいたってシンプル。 リアルに使えるレシピ・助かるアイディアも満載なので、料理への気構えをラクにしてくれるはずです。

本記事は有賀薫著の書籍『おうちごはんは日々のくりかえし。 料理家がふだん、気ラクに作っているレシピ』から一部抜粋・編集しました

<ソースで飽きない「チキンの王道」>トマトソースのチキンソテー

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【材料(2人分)】
・鶏もも肉...2枚
・塩...小さじ1(鶏肉の重さの約1%)
・プチトマト...1パック
・にんにく...1片
・オリーブオイル...大さじ2
・塩・胡椒...各少々

【作り方】
1_鶏の下ごしらえ
プチトマトはヘタを取り半割りにする。にんにくは薄切りにする。鶏もも肉は皮を下にして厚みのある部分に軽く切り込みを入れ、表裏に塩小さじ1をふって、10分ほど置いて浮いた水分をふきとる。

2_鶏を焼く
フライパンに油をひいて中火にかけ、鶏の皮を下にして入れる。皮目がまんべんなく焼けるよう、ヘラをぎゅっと押しつけるようにして7~8分焼く。こんがり焼き目がついたら裏返して中弱火にする。

3_トマトを加えてソースを作る
ひっくり返した鶏の周囲ににんにくを入れ、プチトマトを加えて2~3分加熱し、トマトから水分が出てきたら火を止める。

4_肉を切ってソースをかける
肉を取り出し、食べやすく切って皿にのせる。フライパンに残ったトマトをざっと混ぜて塩と胡椒で味をととのえ、肉にかける。

ココがポイント!

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鶏の皮は反り返るので、フライパンに皮を押しつけながら焼きます。皮の焼きが足りないと香ばしさが出ないのでしっかりと。

<有賀メモ>
皮をしっかり焼くのがコツ! 焼きあがった鶏を切るときは、皮を下にして切るとうまくいきます!

※計量の単位は、小さじ1は5ml、大さじ1は15mlです。
※塩は精製塩(小さじ1=6g)を基準にしています。粗塩の場合は調節してください。
※加熱時間は目安です。火力や鍋の大きさによっても変わってきますので、様子を見ながら調理してください。
※電子レンジは600ワットを基本としていますが、機種によって加熱時間が異なる場合があります。

 
※本記事は有賀薫著の書籍『おうちごはんは日々のくりかえし。 料理家がふだん、気ラクに作っているレシピ』から一部抜粋・編集しました。
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