■内閣が総辞職する条件
衆議院で内閣不信任決議案が可決された場合(または信任決議案が否決された場合)
内閣は、10日以内に衆議院が解散されない限り総辞職をしなければならない。(憲法第69条)
衆議院議員の総選挙後、初めて国会の召集があった場合
新しく国会の衆議院議員が選出されるので、内閣は総辞職して、内閣総理大臣を指名しなおす。(憲法第70条)
内閣総理大臣が欠けた場合
内閣総理大臣が死亡、または、議員の議席を失ったときは総辞職する。(憲法第70条)
内閣総理大臣が辞意を表明した場合
内閣総理大臣が病気などでやめたときは、内閣も総辞職する。

「内閣総理大臣は議席が最も多い与党の中から選ばれることが多いヨ」
【もっと知りたい!】世界にはどのような政治体制があるの?
日本の立法と行政の関係は議院内閣制のしくみをとっていて、ほかにもイギリスやドイツなどが日本と同じような政治体制だよ。世界には大統領制というしくみもあって、アメリカや大韓民国(韓国)、フィリピン、ブラジルなどが当てはまるんだ。アメリカの大統領は、議会で決めた法律案を拒否する強い力をもっているよ。






