同じ屋根の下で暮らす、三世代の女性たちの恋物語。
夫と姑、長女と暮らす、主婦の道子（56）。夫を亡くしたばかりの、姑・ノブ子（82）。文学大好きな娘・はるか（26）。飼い犬のポメラニアン・ポポ（8）が見守るなか、彼女たちの「恋」が動き出す!?
描くのは、『あすなろ白書』『恋する母たち』など、女性たちの共感を生む作品を描き続ける、作家・柴門ふみ。3人の女性たちの恋の行方から目が離せません！（毎月15日＆30日更新予定）
夫の四十九日を済ませたばかりの姑・ノブ子にもう恋人が...!? その相手は、愛犬・ポポの散歩中に偶然出会った、稀代のプレイボーイ作家・東條鎮雄。「死ぬ時は手を握って欲しい」と言われ、すっかり夢中のノブ子を心配した道子は、夫・学に真意を聞いてもらうことに。すると、ノブ子は自身の結婚生活を振り返り、亡くなった夫の「顔も性格も全て嫌だった」と告白し、家族を驚かせます。
【前回】「顔も性格も全て嫌だった」義母が亡き舅への思いをぶちまけて／いつも犬が居たー女三代恋物語ー（4）
