DIYにはまる女性が急増中! 工具の使い方から学べるDIY教室が人気に

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いま、多くの女性が、DIYを楽しんでいることをご存知でしょうか? ひとむかし前は「日曜大工」という言葉に代表されるように、DIYは「休日のお父さん」の専売特許でしたが、現在は「DIY女子」がトレンドになりつつあるんです。

2017年12月20日、DIYショップ「DIY FACTORY」を運営する株式会社大都は、DIY教室に通う生徒数が1000人を突破したことを発表しました。この数字自体より驚かされるのは、このうちの8割が「女性」であったことです。

いったい、DIYの世界でなにが起きているのでしょうか。今回の実態調査を発表したDIY FACTORYの取り組みとともに、意外な女性人気の理由を見ていきましょう。

女性たちがハマるリフォーム

先のアンケートによると、女性会員のうち、その半数が「30~40代の主婦」なんだそうです。8割の5割なので、生徒約1000人のうち、実に400名が現役バリバリの主婦ということになります。

大都のプレスリリースによると、DIYに関心を持つ女性は58%と非常に高くなっていますが、その人気を支えるのが「家庭のリフォーム」です。「リフォーム」、「リノベーション」といった単語に「ブログ」を掛け合わせて検索すると、多くの人気ブログがヒットします。中には、読者数が10000人を超えるような、超人気ブログもあります。そのほとんどが、女性の手によるものなのです。

もともと、女性には「編み物」や「服飾」、「雑貨」などハンドメイド文化が根付いていました。それが、家にいる時間が長い主婦が持つ「自分の家を少しでもキレイにしたい!」という自然な感情と結びつき、インターネットによって情報が得やすくなったことも相まって、女性が熱心にインテリアやリフォームに取り組む下地ができあがったのです。

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女性客を増やしたDIY FACTORYの取り組み

しかしながら、女性がDIYに高い関心を持つ一方、「実際にDIYをしている」層はわずか14%というデータもあります。どうやら、「DIYをしてみたいけれど、やり方が分からない」という女性が非常に多いようです。

そうした潜在的な女性客に対し、DIY FACTORYはさまざまな取り組みをしました。まず、教える側の講師の約7割を女性にしました。これにより、同性ならではの気安さで質問しやすくするだけでなく、「私にもできるかな?」というモチベーションの向上にもつながったようです。

sub3.jpg株式会社大都「DIY FACTORYレッスン会員数1000人突破」より


次に、会員同士の連帯感を深め、心地いい空間にするために、レッスン終了後にコーヒータイムを設けたそうです。現在は大阪店だけの取り組みのようですが、仲間同士で悩みを共有したり、教え合ったりすることで、DIYがより身近なものに感じられるのではないでしょうか。

sub4.jpg株式会社大都「DIY FACTORYレッスン会員数1000人突破」より


最後に、DIY FACTORYが工夫したのが、DIYのレシピです。複雑なものを避け、初心者でも理解しやすいものを選んだのだとか。というのも、DIYは教室で教わるのが主ではなく、リフォームであれば「自宅でやるもの」こそ本番です。シンプルで分かりやすいレシピを用意することで、「自宅での再現性」を高めたそうです。

2000年代に入り、「ワークライフバランス」の言葉に代表されるように、仕事と家庭の両立が重視されるようになりました。自宅はただご飯を食べて寝るだけの空間ではなく、自身や家族の好みや使いやすさが反映された「快適空間」を目指すことが当たり前になりつつあります。

自宅をリーズナブルに改造し、使い勝手をよくするDIYは、今後ますます需要が高まるのはまちがいありません。DIY FACTORY以外にも、家具屋さん、ホームセンターなどが主催するDIY教室もありますので、この機会に自宅から通えるところがないか、探してみるのもいいかもしれませんね。

文/千葉洋一

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