皆さんは「洗顔後の肌がゴワつく」「昔は違ったのに、最近は乾燥肌になった気がする」と感じることはありませんか? 実はこれ全て、肌の皮脂が少なくなったことが原因。そんな皮脂不足の肌を救ってくれるのが、美容オイルなのです!
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6種類の美容オイルの特徴と効果を徹底解説します!
1 アルガンオイル
砂漠のあるモロッコに生育する木「アルガンツリー」の種から採れるため、貯水力は高め。採取量が少ないので、大変貴重なオイルです。オレイン酸やビタミンEを多く含むので、抗酸化力と活性酸素の除去力が強いのが特徴。
2 オリーブオイル
肌のハリと弾力を保つビタミンEに加え、皮脂に似た役割をするオレイン酸も含まれています。油分が少なくなってカサつく肌には、オリーブオイルが最適です。マッサージオイルとして使うと、肌への摩擦が軽減されますよ。
3 スクワランオイル
哺乳類や植物、サメなどから抽出される「スクワレン」を水素添加させて作るオイル。もともと人間の体内に存在する成分なので、体内への吸収率が高いのが特徴です。肌にスッと溶ける軽さで、夏でも重くなりません。
4 ローズヒップオイル
野ばらの種子から採れるオイル。肌のターンオーバーを高めるトレチノイン酸や、ビタミンCが豊富に含まれているので、アンチエイジングに最適です。ただし、酸化しやすいので冷蔵庫保存と早めの使い切りが必須です。
5 ホホバオイル
主成分の90%がワックスエステルと呼ばれる成分で、人間の皮脂にも10~20%含まれています。そのため、肌によくなじみ、肌トラブルを起こしにくいといわれています。酸化しにくく扱いやすいオイルなので、初心者にも安心。
6 椿油
古くは平安時代から髪のお手入れに使われ、一般的に髪に良いとされるイメージが強い椿油ですが、もちろん顔や全身にも使えます。オレイン酸が多く含まれていて、保湿力が高く酸化しにくいのが特徴で美肌作りに最適です。
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取材・文/荒井さやか