世の中の「構造」が2軸で瞬時に浮かび上がる/2軸思考

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「頭の中がごちゃごちゃで、仕事が前に進まない」「次から次へと問題が起こってスケジュールが遅延している」...こうした複雑な問題を一瞬でシンプルにしたいなら、紙に、2本の線を引いてみてください。
本書『2軸思考』で、あらゆる問題をタテとヨコの2軸で整理して考える方法を学び、最速の時間で最大の成果をあげていきましょう! 今回はその9回目です。

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前の記事「2軸思考は「普通の人」にとっての武器/2軸思考(8)」はこちら。

 

2軸思考とは何か?

タテ軸とヨコ軸、2本の線を引いて、あらゆる物事、情報をシンプルに整理する。
これが2軸思考です。基本は、たったこれだけです。

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私は線の引き方で2軸を3つのパターンに分類しています。2本の線を左上で交差させる「マトリクス」タイプ、中央で交差させる「4象限」タイプ、そして左下で交差させる「グラフ」タイプです。

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この3つを覚えておくだけで、あらゆる業界、あらゆる職種のあらゆる問題を解決することができます。

 

世の中の「構造」が2軸で瞬時に浮かび上がる

一方で、目にしたものの「構造」をすぐに理解するためにも2軸思考は有効です。

たとえば、新聞の図表を眺めるとき、プレゼン資料を見るとき、企業の決算発表を読み解くとき。私は頭の中が2軸思考になっているので、すべての図からタテ軸とヨコ軸が浮かび上がってきます。

この「2軸フィルター」とも呼べる機能を一度自分の脳に搭載してしまうと、本当に世界が違って見えます。常に構造を意識し、「全体像」を捉えることが習慣になります。そして同時に、わかりやすい図のほとんどが2軸でできていることにも気づくのです。

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次の記事「外資系企業役員の口癖は「簡単な図にできないかな?」/2軸思考(10)」はこちら。

木部 智之(きべ・ともゆき)

日本IBMエグゼクティブ・プロジェクト・マネジャー。横浜国立大学大学院環境情報学府工学研究科修了。2002年に日本IBMにシステム・エンジニアとして入社。入社3年目にしてプロジェクト・マネジャーを経験。その後、2006年のプロジェクトでフィリピン人メンバーと一緒に仕事をする機会を得る。2009年に役員のスタッフ職を経験し、2010年には 最大級の大規模システム開発プロジェクトにアサインされ、中国の大連への赴任も経験。日本と大連で500人以上のチームをリードしてきた。プロジェクト内で自分のチームメンバーを育成するためにビジネススキル講座を始め、そのコンテンツは社内でも評判となった。著書に『仕事が速い人は「見えないところ」で何をしているのか?』(KADOKAWA)がある。

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『2軸思考』
(木部智之/KADOKAWA)


頭の整理も、資料作成も、報告・指示、打ち合わせも、「線を2本引くだけ」で思考のスピードが爆速に! IBMで15年活躍する著者による独自メソッドを公開します。初心者でも、どんな業種でも使える「世界一簡単なフレームワーク」の作り方を凝縮。

 

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