『セレブのカバンはなぜ小さいのか お金と幸せの秘密ルール』 （桜井美帆／KADOKAWA）第4回【全7回】
ハッピーマネー小説『セレブのカバンはなぜ小さいのか お金と幸せの秘密ルール』（KADOKAWA）の主人公のジュンは、仕事も恋もうまくいかず、夜ごと、お酒を飲みながら人生を嘆く派遣社員。「貧乏・不幸マインド」に支配され、自分自身の可能性を信じられない女性です。物語はジュンが行きつけのバーで、謎の大富豪メディチーナさんと偶然出会ったことで、大きく転換しはじめます。彼女は幸せなお金持ちになれるのでしょうか？ スピリチュアルな内容だけにとどまらず、セレブの振る舞いや資産運用にまで踏み込んだこの小説から一節を抜粋しご紹介します。
※本記事は桜井美帆著の書籍「セレブのカバンはなぜ小さいのか お金と幸せの秘密ルール」から一部抜粋・編集しました。
「受け入れる？」
「そう。夢を叶えてもいいと自分に許可するの」
「許可？」
「そう。そんなこと言われても、私も昔はなかなか信じられなかった。でも、信じなくてもいいから夢リストをノートに書いて、10年後に見返してみたら、全部の夢が叶ってたの」
「全部の夢ですか？」
「ええ。ミリオネアになることも、ペントハウスに住むことも、お城に住むことも、高級ホテルに泊まることも、スイートホテルで暮らすことも、ファーストクラスに乗ることも、本当に全て叶ったの」
信じられない...。でも今のメディチーナさんは誰がどう見たってセレブだ。それにさっき昔の写真も見せてもらった。どん底の私でもメディチーナさんみたいになれるってこと⁉
「でも許可も受け入れるもよくわからない」
「このね、許可して受け入れるというのは、自分が幸せになっていい、と許可することでもあるの。お金もいっぱい入ってくるとかね？」
「お金も？」
「そうね。どんなことでもあなたの創っていく人生だからなんでも自由自在に叶うのよ。これは、あなたの潜在意識を活用しているだけなの」
【ルール】引き寄せの魔法の秘訣は潜在意識の活用
