『どんな「線」でもこの1冊でぜんぶわかる! 世界でいちばん親切な手相読みのレッスン』 (手相占い えみ/KADOKAWA)第3回【全8回】
いまもっとも予約の取りにくい手相占い師・えみさん。 占い歴24年、これまでに鑑定した人数は約9000人にもなるというえみさんが「独学で手相を学ぶ大変さを知っているからこそ、世界でいちばん親切で、わかりやすい手相の本をつくりたい」という思いをもとに作ったのが書籍『どんな「線」でもこの1冊でぜんぶわかる! 世界でいちばん親切な手相読みのレッスン』(KADOKAWA)です。 「手相占いはむずかしそう」と思っている方も多いと思いますが、読み方のルール自体はとてもシンプル。今回は、この書籍のなかから、手相を読むうえでまずは知っておきたいポイントをご紹介します。
※本記事は手相占い えみ著の書籍『どんな「線」でもこの1冊でぜんぶわかる! 世界でいちばん親切な手相読みのレッスン』から一部抜粋・編集しました。
【手相読みの極意】押さえておきたい主要な線
金運や恋愛運などがわかる興味深い線
太陽線や財運線、結婚線、金星帯などの線は「基本線」の次に重要な線です。なぜなら、仕事や恋愛、結婚などの人生の一大イベントに関わるため。
とはいえ基本線にくらべて線が薄かったり、そもそも表れていないという場合もよくあるケース。自分の行動によって出たり消えたり、よく変化する線です。
太陽線......薬指の付け根(太陽丘)に向かって伸びる縦の線。おもに成功や人気、名声などを表し、仕事がうまくいくことで収入がアップするようなタイプの金運を表します。出世のチャンスや長年の努力が実るという意味もあります。
太陽線が出ている人は人望が厚く、若い頃から苦労を自ら引き受けたり、世界平和のために尽力したり、人格者であることが多いでしょう。
財運線......小指の付け根(水星丘)に向かって伸びる縦の線。太陽線が意味する金運とは違い、お金をやりくりする力、商才といった金銭感覚を表します。
結婚線......小指の付け根と感情線の間から、真横に伸びている線。恋愛の傾向や結婚に対する価値観などを観ることができます。
結婚線の本数は結婚する回数ではなく、恋愛のチャンスを表します(例外もあり)。3本以上あるなら恋多き人生!
また複数の結婚線は、生涯やりたいことにあふれていて時間がいくらあっても足りないという人にも出る線です。
金星帯......人差し指と中指の間から、薬指と小指の間の付け根に向かって半円形に表れる線です。
じつはきれいな半円を描く金星帯はめずらしく、切れ切れだったり、真ん中に空白があったりするほうが多いです。複数の線になっている場合もあります。
金星帯はセクシーな魅力を表す「モテ線」「エロ線」といわれることも多いのですが、私はちょっと違う意見を持っています。この線を読み解くと、「日常生活での幸せを探求する才能」を意味していることがわかるからです。
金星帯がある人は、自分が幸せを感じる対象を見つけ、追求するのが得意です。ファッション、美容、芸術にスポーツ、食べ歩きに恋愛......日常生活の彩りは人それぞれですが、エロ線の場合は、たまたまその人にとって興味の対象が「恋愛」や「性」的なものだったということなのでしょう。
また、夢中になれるものがある人は魅力的に映りますよね? そういった要素が重なり「モテ線」「エロ線」と呼ばれるようになったのだと考えています。