古くなった服、サイズが合わなくなった服、捨てるのはちょっともったいない。何か使える物にリメイクできたら...そんな声にお応えして、リメイク小物を作ってみました。手芸作家の堀川波さんにいらなくなった服をリメイクして小物を作る方法を教えていただきました。
着古したシャツを三つ編みにして綴じる
えりがヨレヨレ、袖口が伸びて捨てようかと迷っていたTシャツやカットソーを利用して、マットを作りました。
シャツを切って布テープを作ります。その布テープを三つ編みにしてぐるぐる巻いてぬい留めただけ。
どんどん三つ編みをつなげていけば、大きさも自由自在です。
組み合わせるシャツの色によって、思いもかけない物ができあがります。
材料
もめんのカットソー(長袖)...3枚
白のもめん糸(太口)
【布を切る】
① カットソーは、幅6cmぐらいで下から輪のまま切る。
② 輪をぬい目のないところで切って、1本のテープにする。
【三つ編みを作る】
③ 3色の布テープの端を糸でぬい留める。
④ ぬい留めたところをテーブルに貼り、三つ編みをする。
⑤ テープが少なくなったら、同色のテープを8cmほど重ねて編む。
⑥ 全部のテープを編み上げたら、端を糸でぬい留める。
【ぐるぐる巻く】
⑦ 三つ編みを平らにして、端から20cmぐらいのところで折る。折ったところから7mm間隔ぐらいで糸を通してぬい留める。
⑧ 2本の三つ編みをぬい留めたら、さらに折り曲げる。
⑨ 隣合った三つ編みにぬい留め、ぐるぐる巻いて平らな楕円に仕上げる。最後はきれいにぬい留めてできあがり。
撮影/原 務 イラスト/堀川 波 制作協力/今井奈緒