90代にしてベストセラー『九十歳。何がめでたい』を上梓した佐藤愛子さん、最新刊『デラシネの時代』を執筆し、これからの日本でどう生きていくべきかを語る80代の五木寛之さんなど、現在進行形で活躍する著名人が実践している元気の法則を大特集します。季節の変わり目のヘルスケアは、「肩こりを治す1日5分体操」や「脳疲労」特集をお届け。さらに、ガーデナー水谷昭美さんの山菜レシピや、春色ストールの巻き方など、これからの季節を楽しむ特集も満載です。『毎日が発見』は50代以上の女性のための月刊誌です。毎月ご自宅にお届けします。
●60代、70代、80代、90代で活躍する人は何をしているのでしょう?
厚生労働省が発表する「日本人の平均余命」という数値があります。60歳女性の平均余命は約29年、70歳女性は約20年。つまり私たちは、「90歳を超える可能性が十分高い」ということ。この数値は年々伸び続けていて、まさに「人生100年時代」間近です。
そんな時代に、心は前向き、体は健康に日々暮らしていくためにはどうすればいいのでしょうか? そのヒントを探るべく、佐藤愛子さん(94歳)、五木寛之さん(85歳)、加藤登紀子さん(74歳)、萬田久子さん(2018年4月で60歳)、そして、医師の鎌田實先生(2018年6月で70歳)の、5人の方のお話を伺いました。いずれもそれぞれの分野で大活躍し、唯一無二の生き方をしている方ばかり。私たちの生き方、暮らし方に取り入れたい「元気の法則」が、きっと見つかるはずです!
●テニスボールを使って首の異常を改善! 肩こりを治す1日5分体操
日本人は首や肩がこりやすいといわれています。お辞儀文化の日本では、前かがみの動作が多いからです。また近年、スマートフォンなどの情報機器が登場し、うつむく時間が増えたことも原因となっています。前かがみになると、首の骨「頸椎」に負荷がかかります。例えば、人間の頭の重さは体重の約10%なので、体重50㎏の人なら、頭の重さは約5kg。しかし、頭が4㎝前に出た状態では、頸椎にかかる負荷は4倍に増えて約20㎏にもなるのです。
「これだけの重さを支えるには、頸椎だけでなく首の周りの僧帽筋や肩甲挙筋などに力を入れ続けなければなりません。そのせいで筋肉が疲労して、首や肩のこりが起こるのです」と千葉ロッテマリーンズのオフィシャルメディカルアドバイザーでさかいクリニックグループ代表の酒井慎太郎先生はいいます。この特集では、筋肉と骨の構造、ストレートネックの原因の解説ほか、自宅でできる体操をご紹介しています。
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