2025年も始まってすでに10日が過ぎました。あれよあれよという間に慌ただしい日常に戻ってしまった、という人も多いのでは? この1年を充実させ今後の人生を豊かなものにするための考え方を、社会運勢学会理事の山口知宏(やまぐち・ともひろ)さんにお聞きしました。
この記事は紙&WEBマガジン『毎日が発見』2025年1月号に掲載の情報です。
次世代に向けた新たな創造の時
準備し、動き出すべき一年
社会運勢学では「天」「地」「人」の3つのエネルギーから、一年間、私たちを取り巻く「気」の流れを明らかにし、社会情勢や政治、経済などあらゆるものの実態を解き明かします。
「気」は宇宙、地球、人間社会に満ちているもので、それぞれを「天」「地」「人」の3つ
に分けて考えます。
「天」は十干(じっかん)、「地」は十二支、「人」は九星で表し、一年ごとにその組み合わせによって、天地自然の意思が世の中にどう作用するか予測することができるのです。
2025年の「天の気」は「乙(きのと)」、「地の気」は「巳(み)」、「人の気」は「二黒土星(じこくどせい)」。
全体的に見ると、大輪の花が咲く前のつぼみのような状態で、次の時代に向けた新たな基盤作りが大切な一年となります。
2020年を境に、生命の根本的なエネルギーであり、宇宙全体に充満する「気」の流れが大きく渦巻き、変化を遂げています。
世界が変わる過渡期にあるため、さまざまな不安や苦労も噴出しますが、それを抑えて安定した日々を送るには「基礎力」が欠かせません。
地道に行う筋トレのように、家の中や人間関係、健康面などの基盤を少しずつ整え、いわば「運勢的な基礎体力」をつけておくことが2026年以降を良い年にすることへとつながります。
2025年は「過去にとらわれず、一歩踏み出すこと」が大事な一年でもあります。
毎日の習慣や使い慣れたものを変えてみる他、吉祥アイテムやラッキーカラーを取り入れて、新たな人生を切り開く運気を呼び込みましょう。