食べるお茶「乳酸菌発酵粉末茶」で、疲れ知らずの夏を!

1806p010_01.jpg乳酸菌入りの粉末茶で手軽にアンチエイジング

乳酸発酵茶とは、地方の伝統文化としてわずかに作られてきた漬け物のような風味のお茶です。収穫した茶葉を熱処理した後、微生物により自然発酵させるのが特徴で、碁石茶(ごいしちゃ~(高知県)や阿波晩茶(あわばんちゃ)(徳島県)、バタバタ茶(富山県)などがあります。最近では乳酸菌を人為的に加えた新しい発酵茶も作られるようになっています。

お茶には多くの健康成分が含まれますが、7~8割は水やお湯に溶けない不溶性のものです。しかし、茶葉を丸ごと摂れる粉末茶ならば、食物繊維やビタミンE、β-カロテンなど、通常は摂ることができない栄養成分まで全て摂取することができます。また、水やお湯に溶けやすいため、料理の材料として活用しやすいのも魅力です。

今回は、株式会社山英(静岡県掛川市)から発売された乳酸発酵粉末茶について、静岡県立大学食品栄養環境科学研究院附属茶学総合研究センター長の中村順行先生に教えていただきました。

 

<乳酸発酵粉末茶は、体にいい作用がたっぷり>

●脂肪の発生を抑えて肥満を抑制
脂肪細胞を大きくさせない作用が高く、ダイエットに効果的です。乳酸菌を多く含み、飲み続けることで、腸内環境を整えてくれます。

●抗酸化作用でアンチエイジング
糖尿病や動脈硬化、認知症などの要因ともいわれる活性酸素を除去する抗酸化作用をもち、アンチエイジング効果を期待できます。

●骨粗鬆症の予防に
骨を強くするためには、骨を形成する骨芽細胞の増殖が不可欠です。乳酸発酵茶は骨を作るのに欠かせない葉酸を多く含み、骨芽細胞を増やしてくれる作用があります。

●血圧を下げてコントロール
アミノ酸の一つであるGABAを非常に多く含み、血圧を下げる効果が期待できます。GABAには、平常心を保つ効果もあります。

●夏冷えの改善や快眠にも
お茶に含まれるテアニンという成分は、リラックス効果の他、冷え性や睡眠の質の改善、更年期症状の緩和などにも役立ちます。

 

<料理やドリンクに、乳酸発酵茶の使い方>

好みの材料を合わせてふりかけに

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乳酸発酵粉末茶に塩や青のり、桜えびなどお好みの食材を合わせてミキサーにかければ、簡単に自家製ふりかけができます。

 

餃子のあんに加えて臭いを抑制
1806p011_04.jpgカテキンの消臭効果で肉やにんにくの臭いを抑制。味は通常の餃子とほぼ同じですが、茶葉の栄養成分がたっぷり。

 

肉料理の脂肪分を抑えるために
1806p011_02.jpg肉に乳酸発酵粉末茶をふりかけてしばらく置くだけで、肉の臭みや脂肪が取れて、さっぱり、柔らかな仕上がりになります。

 

ドレッシングにしてサラダに
1806p011_05.jpg水と昆布茶、レモン汁など、お好みの材料と合わせてドレッシングに。オイルなしでもお茶の風味で野菜がおいしく味わえます。

 

魚の臭み取りや脂分のカットに
1806p011_03.jpg魚を調理する前に乳酸発酵粉末茶で洗うと、生臭さが消えます。また、ひたひたのお茶に2~3分つけるだけで脂を取る作用も。

 

サッと溶かしてドリンクにも
1806p011_06.jpg水や湯に溶けやすい上、茶殻の処理もいらないので手軽に飲めます。熱中症対策には、刻んだ梅干しを入れてどうぞ。

 

取材・文/笑(寳田真由美) 撮影/米山典子

<教えてくれた人>
中村順行(なかむら・よりゆき)先生

静岡県立大学食品栄養環境科学研究院・食品栄養科学部特任教授、食品栄養環境科学研究院附属茶学総合研究センター長。

この記事は『毎日が発見』2018年6月号に掲載の情報です。

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