4人に1人が抱える「変形性膝関節症」に効果的な食べ物とは

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膝の痛みの原因「変形性膝関節症」は約4人に1人が抱えている国民病です。40~50代から膝の痛みを感じる人も多く、もはやひざ痛は高齢者だけの問題ではありません。そんな誰しも起こりうるひざ痛を予防・改善できる"ある食べ物"が、最近注目を集めています。


「変形性膝関節症」を予防・改善する食材とは

以前放送された「たけしの健康エンターテインメント! みんなの家庭の医学」(テレビ朝日系)では、「変形性膝関節症」について紹介されました。変形性膝関節症とは膝の関節でクッションの役割をしている軟骨がすり減り、炎症によって痛みが生じる病です。ではどうして軟骨はすり減ってしまうのでしょうか。

人は立っている時に体重分の重さが膝にかかります。そして、歩いている時にかかる膝への負荷は体重のおよそ3倍分。体重が50kgであれば約150kgの負荷が膝にかかり、歩くたびに軟骨が圧迫されます。何十年にも渡って続く膝の負荷は徐々に軟骨をすり減らし、やがて「変形性膝関節症」を患う結果に。

そこでひざ痛に効果的な食材として、番組で紹介されたのが"しょうが"。東千葉メディカルセンター・整形外科の渡辺淳也先生はしょうがに含まれる"ジンゲロール"とよばれる物質に、膝の炎症を抑える効果があると解説しました。

番組を見ていた視聴者からは「えっ! しょうがが膝の痛みにいいの!? これは毎日食べないと」「しょうがのジンゲロールすごい! 辛いの苦手だから甘酢しょうがで食べてみよう」など、驚きの声が続出。早速普段の食事にしょうがを取り入れた人も少なくないようです。


手軽に摂取できる"乾燥しょうが"

番組では、変形性膝関節症の予防・改善に効果的なしょうがの摂取量も紹介されました。しょうがの理想的な摂取量は1日60gで、大体しょうが1粒ほどの大きさです。また市販されているチューブのしょうがは1本40gなので、チューブで摂取する場合は約1本半を毎日消費しなければなりません。そこで渡辺先生がおすすめしてくれた食材が、天日干し等で乾燥させた"乾燥しょうが"です。実はしょうがの9割は水分でできているため、乾燥させることで生しょうが60g分をたった6gで摂取することが可能に。

乾燥しょうがを試食したお笑いタレントのガダルカナル・タカさんは、「辛味はちょっときついですね」としょうが独特の辛味を感じた様子でした。一方、フリーアナウンサーの高橋真麻さんは「癖になるかも、おいしい」とコメント。モト冬樹さんも「これおいしいかも」と賞賛していました。

そのまま食べてもおいしい乾燥しょうがですが、抵抗のある人は料理のアクセントにしてもGOOD。カレーやチャーハンなど様々な料理に取り入れることができます。さらに細かく刻めばサラダやスープのトッピングにもぴったり。工夫次第で無理なく摂取できる乾燥しょうがを使って、ひざ痛の改善と予防に努めてみてはいかが?

文/藤江由美

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