みそ汁に入れる⁉ ポテチと合わせる⁉ 意外な組み合わせでもオツな味「もずく料理」を【作ってみた】

mozuku05.jpg昔から、ヘルシーで健康にも良いと言われている"海藻"。日本人は世界の中で最も多くの海藻を食している民族で、確かにお店に行けばいろいろな種類の海藻に出会うことができます。その中でも「もずく」は、味付けしたパックが売られ、そのまま食べられるという手軽さから、日ごろからよく食卓に並べられている海藻の1つです。でも逆に、もずくはパックの味付けのまま、もしくは、せいぜい酢の物でしか食べたことがない人も多いのではないでしょうか。

『毎日が発見』2018年4月号では、そんなもずくの活用法を広げるべく、今までにないアレンジレシピが紹介されています。そこで、今回は管理栄養士・村上祥子さん考案のアレンジレシピ2品を実際に作ってみたいと思います!

 

もずくってどう体にいいの?

mozuku01.jpgもずくと言えば、あのネバネバが特徴的ですが、このぬめり部分に水溶性食物繊維であるアルギン酸や、特にフコイダンがたっぷりと含まれていて、整腸作用や食後の血糖値の上昇などを抑えてくれる働きがあります。また、もずくは味付けした「もずく酢」として販売されていることが多いですが、これは酢の酢酸が加わることで、血液サラサラ効果も期待できるそうです。今回はすでに味付けされた手軽な「もずく酢」を使って料理を作ってみます。

 

1.  ほんのり酸味が効いた優しい味の「もずくのみそ汁」の作り方

<材料>(1人分)
もずく(味付き市販品)...40g
油揚げ...小1/2枚
にんじん...1.5cm分
水...150ml
みそ...小さじ2
おろししょうが...少々

 

<作り方>
1、 鍋に水を注ぎ、3cm長さの細切りにした油揚げ、にんじんを入れて火にかけます。
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2、 煮立ったらアクを除き、みそを溶き入れ、液をきったもずくを加えてひと煮して火を止めます。これを器に盛り、最後にしょうがを添えれば完成です。
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もずくが鍋の中で煮られている姿は、なかなか珍しいですよね。果たしてどんな味になっているのでしょうか。

気になるお味は?
mozuku08.jpg和食ですが、いつもとは一味違った「もすくが入ったみそ汁」が出来上がりました。私自身も、今までパックの味付けのままでしかもずくを食べたことがなかったので、正直どんな味なのか全く想像がつきませんでした。

いざ食べてみると、いつものみそ汁にまずほんのり酸味が加わり、そしてそれと合わせて、ぬるっとしたもずくが口の中に入ってきたので最初少しびっくりしました。でも、食べ進めてみると、パックのもずくよりも、もずく感が薄まり、細いわかめを食べている感じで、ツルンと美味しく食べられました。確かに、わかめなどと同じ海藻なので、みそと合わないはずがありませんよね。いつものオーソドックスなみそ汁に飽きたりした時にぜひ。

 

2.  ポテチの塩気がアクセント!

「ブロッコリーともずくのイタリアン」(P.53)の作り方

<材料>(1人分)
もずく(味付き市販品)...40g
ブロッコリー...50g
エクストラバージンオリーブ油...小さじ1
こしょう...少々
ポテトチップス...2枚ほど

普段なら絶対組み合わせない食材が揃いました...。

 

<作り方>
1、 耐熱ボウルに入れたブロッコリーを、600Wの電子レンジで2分加熱し、取り出したら冷水にくぐらせて水けをきります。
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2、 ボウルにブロッコリーを入れ、その上からもずくを調味液ごとかけます。
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ブロッコリーともずくの組み合わせって、なかなか斬新。 

 

3、2にオリーブ油を回しかけ、こしょうをふり、最後に砕いたポテトチップスをのせれば完成です。
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もずくにポテチ!?もう意外な組み合わせすぎて、味が全く予想できません。

さてお味は?

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もずく自身もビックリしていそうな、全く新たな組み合わせで作ったおかずが出来上がりました。恐る恐る食べてみると、ポテトチップスの塩気がアクセントになり、全体の味を引き締めてくれています。また、もずくのぬるっと、ポテチのパリっとした食感をブロッコリーが緩衝材となってうまくまとめてくれていて、この組み合わせだからこそ味わえる美味しさがありました。もずくと聞くと、和食だけにしか使えなさそうなイメージですが、このように、意外にも洋食にも使えるのは新たな発見でした。ワインのおつまみにも。

 

イメージを払拭すれば、広がる料理のバリエーション

「もずく」と聞くと、どうしても酢の物といった和食でしか使えないイメージですが、今回のように、和食でも汁物に使ったり、今までにない食材との組み合わせで、料理のジャンルも超えて活用していけることが分かりました。健康のために毎日食べたい「もずく」だからこそ、いろいろなアレンジに挑戦し、料理のバリエーションを増やして、楽しんでみませんか?

 

写真・文/JUNKO

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