微量栄養素を網羅する栄養食品! のりを使って「のりのつくだ煮」を作りましょう

pixta_5606154_S.jpgフコイダンなどの水溶性食物繊維のほか、カリウムやヨウ素(ヨード)、カルシウム、鉄なども豊富に含み、古くから日本人の貴重なミネラルの供給源となってきた、海藻。日本人は世界で最も海藻を食べる民族としても知られています。

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身近な海藻に「のり」がありますが、のりは食用とする紅藻(こうそう)類・藍藻(らんそう)類の総称。日本では、古くから食品として、藻類を加工した「生のり」や「板のり」などが食べられてきました。

あおさと青のりは緑藻類のアオサ目の水中藻で、水のきれいな河口近くや波の静かな湾内に育ちます。種類はたくさんありますが、市場に出回っているあおさ・青のりのほとんどは「ヒトエグサ」です。海水の富栄養化などで大量繁殖して公害を引き起こす「あおさ」とは別種類の藻です。

青のりはとろろやお好み焼きにかけるなど身近な食材。消費拡大に伴い、供給が間に合わず、あおさが代用として利用されるようになりました。現在では青のりの出荷量を上回っています。

のりを使った保存食やレシピを、料理研究家で管理栄養士の村上祥子さんにお聞きしました。

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【栄養】

のりは炭水化物、脂質、たんぱく質、ビタミン類全て、ミネラルも網羅する栄養食品です。
1日に焼きのり1枚を食べれば、現代日本人に必要な微量栄養素は全て摂取できるといわれるほどです。うま味成分のグルタミン酸も豊富です。また、ビタミンB群の一つであるビオチンを多く含みます。ビオチンは、皮膚の炎症を予防する成分として研究が始まっています。
あおさ・青のりはビタミンB12や鉄などを多く含んでいます。

 

【保存方法】

吸湿しやすいので湿気は厳禁。密閉袋で保存し、乾燥剤を入れます。

 

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電子レンジでいつでも手軽にできる! 

「のりのつくだ煮」を作ってみましょう

冷蔵で1カ月保存できます。
大さじ1あたり11kcal/塩分0.8g

【材料】(できあがり100g)
板のり...4枚(10g)
水...200ml
A 砂糖...大さじ1
  しょうゆ...大さじ2
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【作り方】
1 耐熱ボウルにのりを3㎝角にちぎって入れ、水を注ぐ。
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2 ラップをして電子レンジ600Wで2分加熱する。
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3 取り出してAを加えて混ぜ、ラップをして電子レンジで2分加熱する。
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4 取り出して、ラップをしないで電子レンジで10分加熱して水分を飛ばす。熱いうちに瓶に詰める。粗熱をとり、冷蔵する。
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取材・文/石井美佐 撮影/中野正景

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<教えてくれた人>
村上祥子(むらかみ・さちこ)さん

料理研究家・管理栄養士。1942年、福岡生まれ。公立大学法人福岡女子大学国際文理学部・食・健康学科客員教授。食材の持つ力で健康寿命の延伸を図る研究に関与する。同大学内の「村上祥子料理研究資料文庫」では50万点の資料が一般公開されている。

この記事は『毎日が発見』2018年4月号に掲載の情報です。

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