ビタミンAやDHAが効果的。視力回復につながる栄養素を摂りましょう/「ツボ押し」で目の不調を解消

pixta_35975612_S.jpgスマホやPCの見すぎで、目のトラブルを抱える人は年々増えています。

本書『1日3回ツボを押すだけで目はすぐによくなる! 』では、近視・老眼・疲れ目・ドライアイなどの目の悩みを解消する「ツボ押し」法を紹介。
休憩時間などの空き時間に「ツボ押し」して、ツライ目の悩みを解消しましょう!

◇◇◇

前の記事「近視に効くツボ押しはこの5通り。目のまわりの血行を改善しましょう/「ツボ押し」で目の不調を解消(4)」はこちら。

 

近視に効く栄養素
~視力回復を促すDHAを摂りましょう~

近くはよく見えるのに遠くがぼやけているという近視の症状がある場合、進行を防ぐことが大切です。
近視は子どもの成長期に発症しやすく、一度発症すると成長期を過ぎても進行することがあります。大人になってから発症するケースもあります。

そこで、近視に効果のあるツボを押したり生活習慣を見直したりすることに加えて、近視に効く食生活も意識しましょう。効果的な栄養素である、ビタミンAやDHA、ルテイン、アントシアニンなどを摂ります。

 

DHAで視力回復
ビタミンAには、粘膜の新陳代謝を促す役割があります。ほかに、光を信号に変えて脳に伝える役割を持つ、ロドプシンをつくる主成分でもあります。

目を酷使してロドプシンの生成が間に合わなくなると、ものが見えにくくなったり、目が疲れたりします。ビタミンAを欠かさずに摂るようにしましょう。

DHA(ドコサヘキサ塩酸)は血液をさらさらにする栄養素であり、青魚に多く含まれます。摂取すると目のまわりに新鮮な血液が流れるようになり、毛様体筋の緊張がほぐれます。

じつは、人の体の中でDHA がいちばん多く存在する場所は、目です。網膜にある脂肪のうち、40~60%をDHA が占めています。そのため、近視の改善や網膜の機能改善、ピント調節機能の低下の予防にも効果的だといわれています。

DHAを積極的に摂ると、子どもから老人にいたるまで、幅広い年齢層で視力回復が期待されます。
ただし、DHAは熱に弱いため、油で揚げたり炒めたりすると油に溶け出してしまいます。蒸し焼きやホイル焼きなどにするとよいでしょう。煮魚の場合は煮汁も飲むと、栄養を残さずに摂取できます。

 

抗酸化作用のある栄養素も
アントシアニンは、目の健康を維持し、働きを助ける栄養素です。ビタミンAで生成されるロドプシンの再合成を助ける働きもあるといわれています。

また、ルテインという、黄斑部(網膜の視細胞が多く集まった場所)にもともと存在するカロテノイド系の天然色素にも、抗酸化作用があります。

  逕サ蜒柔逶ョ縺ョ繝・・繧・menotsubo_P45.jpg

 

次の記事「1週間のうち1日はパソコンなどを使わない日を作る/「ツボ押し」で目の不調を解消(6)」はこちら。

森岡清史(もりおか・きよし)

医学博士。吉祥寺森岡眼科院長。浜松医科大学医学部卒業後、東京大学大学院医学系研究科にて網膜色素上皮細胞の研究(微細形態)に従事。東京大学大学院を修了。医学博士取得。日本眼科学会眼科専門医に認定。東京医科大学病院眼科勤務、田無第一病院(現・西東京中央総合病院)眼科医長を経た後、吉祥寺森岡眼科を開設。全国でも数少ない眼精疲労治療室を併設して、東洋医学の考え方を取り入れた専門的な治療にもあたっており、今までにのべ15万人以上の患者を診てきている。

71fzm90Jb4L.jpg

『1日3回ツボを押すだけで目はすぐによくなる! 』
(森岡清史/KADOKAWA)


中高年の老眼はもちろん、スマホなどの普及で目にトラブルを抱える人は年々増加しています。現代人が抱える近視・老眼・疲れ目・ドライアイなど目の悩みを解消する「ツボ押し」法をメインに、名医がわかりやすく解説。ひと目でわかるツボ押しマップ付き。

この記事は書籍 『1日3回ツボを押すだけで目はすぐによくなる!』からの抜粋です
PAGE TOP