40歳以上の8人に1人が尿トラブル!? 頻尿や尿もれを自宅で改善できる"5秒体操"

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高齢者特有の症状だと思われがちな"尿トラブル"ですが、実は40歳以上の男女の8人に1人がなんらかのトラブルを抱えていると言われています。決して他人ごとではない頻尿や尿もれといった症状は、どのようにすれば改善できるのでしょうか。


ある筋肉を鍛えて尿トラブルを改善する"5秒体操"

昨年放送された「主治医が見つかる診療所」(テレビ東京系)のスペシャル番組では、"頻尿・尿もれ"を特集。自宅で尿のトラブルを改善できる"5秒体操"が紹介されました。

やり方は簡単で、5秒間お尻の穴をしめるだけ。この体操を実践している「筋肉ちょきんクラブ」では、まず仰向けになって膝を立てながら5秒。続けて肘と膝を床に着けて四つん這いになりながら5秒。さらに椅子に座った状態や立ち上がった姿勢でも、お尻の穴をしめていました。

確かに体操自体は簡単ですが、なぜお尻の穴をしめるだけで尿トラブルを改善出来るのでしょうか。番組に登場した泌尿器科のドクター・松本成史先生は、「1つの要素として骨盤底筋を鍛える、または骨盤底筋を意識することが大事」と解説しています。

骨盤底筋とは尿道の開け閉めをコントロールしている筋肉のことで、加齢により衰えると尿トラブルを引き起こす大きな原因に。この骨盤底筋はお尻の穴と連動しているため、強くしめることによってトレーニングを行うことが可能です。

関連記事:「骨盤底筋って体のどの辺りにあるの? どんな役割?/尿漏れ解消(2)」

"5秒体操"を行う際には、ゆっくりと息を吐きながらお尻の穴をゆっくりと持ち上げるようなイメージで力を入れるのがポイント。またそれぞれの状態で5秒間3回を1セットとして行いましょう。

自宅で簡単に実践できる改善方法に、視聴者からは「なるほどなー。お尻の穴しめるかー」「確かに尿漏れ対策には骨盤底筋がかなり大事だよね!」「家事をしながらちょっとだけやってみたらかなり尿漏れがましになった」といった声が上がっていました。

 
アメリカで考案された"ピフィラテス"とは?

「主治医が見つかる診療所」は2016年の放送回でも、尿トラブルを改善するためのエクササイズ"ピフィラテス"を紹介していました。

やり方は、まず立った状態で足を肩幅に開き、腰に手を当てたまま右足を1歩前に踏み出しましょう。この時に後ろ足のもも裏とお尻に力を入れるのがポイント。"足を前に出して戻す"という動作を3回繰り返したら、次は足を前に出したまま3秒キープします。最後に息を吐きながら体を上下に3回弾ませたら完了。右足が終わったら左足も同様の方法でエクササイズを行ってください。

"ピフィラテス"も"5秒体操"と同様に骨盤底筋を鍛える運動。両方試しながら自分に合った方法を探してみるのが良いかもしれません。

 

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