体の痛みやだるさ、老化...原因の9割は「首」にあります!/首こり(1)

pixta_31539145_S.jpg頭痛や耳鳴り、肩こり、眼精疲労、不眠、肥満など、体のさまざまな不調の原因は、実は首にあります。首のこりや歪みは意識しにくいため気づきにくいのですが、日常生活での首への負担は想像以上に大きく、放置すると深刻な不調をもたらします。全身の不調を引き起こすという「首こり」について、骨格アライメント治療を行う細野周作先生にお話を伺ってみました。今回はその1回目です。

 
自律神経、血流、リンパも首こりが不調を招きます

「首こりの原因は、大半の場合、首の姿勢の悪さです。首は自律神経が集中している部位のため、こった状態を放っておくと、体のさまざまなところに不調が現れます」とは、細野クリニック院長の細野周作先生。

首がこりやすいのには理由があります。首の筋肉は複数が寄り合うようにして骨(頸椎・けいつい)を包んでおり、おのおのは細くて伸縮が少ないのが特徴。平均5㎏前後ある重い頭を支え続けることで、常に過度な緊張状態を強いられています。その上、日常生活に多いうつむく体勢による負荷は、通常時の3倍とも。

また、常に外気にさらされることでの冷えによっても、首の負担は増します。疲労やこりといった症状は自覚しにくいため、気付いた頃には悪化していることも。肩や腰の痛みがあったら、首もこっていると考えましょう。

首こりによって起きる不調の一つ目は、副交感神経の阻害によるメンタルの問題です。首の筋肉がこると、副交感神経が圧迫されて自律神経失調状態になり、頭痛やめまい、さらにはうつになることも。

二つ目は、首の骨が圧迫されて筋肉がこわばることによる血流の悪化。こりや疲れだけでなく、脳や臓器に新鮮な血液が行き渡りにくくなります。

三つ目が、首周りのリンパの流れの停滞。老廃物が上手に排出できなくなり、むくみや肌荒れなどが現れます。首のトラブルはあらゆる不調の原因だと理解して、首こりの予防と改善に努めましょう。

 

次の記事「頸椎は全身を整えるための司令塔。首の不調は全身のトラブルに発展!/首こり」はこちら。

取材・文/笑(寳田真由美) 撮影/齋藤ジン

<教えてくれた人>
細野周作(ほその・しゅうさく)先生

細野クリニック院長。国立東京医科歯科大学卒業後、東京都済生会中央病院などを経て独立。最新の栄養療法と骨格アライメント治療を用い、病気を未然に防ぐ「未病」に重点をおいている。

この記事は『毎日が発見』2018年2月号に掲載の情報です。
友だちに教える
この記事が気に入ったらいいね!しよう
毎日が発見の最新記事をお届けします。
PAGE TOP
毎日が発見ネット
毎日が発見ネット
毎日が発見ネット
毎日が発見ネット