気温が下がり、街は白く染まり、野菜が高騰する冬がやってきましたが、雪国の代名詞・新潟在住の者として、冬のいいところを書いてみようと思ったら、ひとつも思い浮かびませんでした。
どうも、お久しぶりです。るぅのおいしいうちごはん、管理人るぅです。
前回は、村上祥子さんの「黒玉ジャム」(レシピはこちら)を使って、皮パリ!照り焼きチキンを作ってみましたが(記事はこちら)、今回はこの時期にぴったりな煮物へと転身させてみました。
旨味もでれば、照りもでる!
黒玉ジャムを使った「手羽先と大根の甘酢煮」
【材料】2人分
大根...8cm(約450g)
手羽先...4本
A黒玉ジャム・砂糖...大さじ1.5
A醤油...大さじ2
A酢...大さじ1〜2(好みで)
A水...200cc
サラダ油...小さじ1/2
カイワレ(飾り用)...適量
【作り方】
1. 大根は厚さ2cmの輪切りにし、面取りがしたければする。手羽先は骨に添って裏側から一本だけ切り込みを入れる。
2. 鍋にサラダ油を熱し、中火で手羽先の両面を色づくまで焼く。
3. 大根とAを入れ、蓋をして弱火で20分ほど煮る。
4. できればそのまま冷まし、食べる直前に温める。
5. 器に盛り、カイワレをのせ、できあがり。
今回は黒玉ジャムを隠し味として使ってみました。
酒やみりんを使わず、醤油、酢、砂糖、黒玉ジャムだけで煮ていますが、旨味もでれば、照りもでますし、臭み消しにも一役買ってくれます。
お酢の量は、酸味強めがお好みの場合は大さじ2、酸味弱めがお好みの場合は大さじ1。どちらでもお好みでどうぞ。お酢は肉の筋繊維を軟らかくする役割を持っているので、20分の加熱でも鶏肉がホロリ。骨もスルっと取れます。
大根に味を含ませるため、一度冷まして食べる直前に温める手法をとっていますが、作ってすぐにでも食べられますし、煮汁ごと冷凍ができるので、多めに作って冷凍していただいても。(食べる際は、特に解凍せず、そのまま鍋やレンジで温めてもらってOKです)
冷凍すれば、大根や手羽先の繊維が壊れるので、さらに軟らかくなり、味を含ませてくれるという利点もあります。
調味料としてはもちろんのこと、隠し味としても優秀な黒玉ジャム。
味つけの邪魔をせず、どんなものにも使えるので、毎日の食卓にも取り入れやすいと思います。
私はコレステロールの改善を願って取り入れましたが、他にも冷え性改善や便秘解消といった効果もあるようなので、じっくりお付き合いしていきたいと思います。
コレステロール100番台を目指して。
るぅ
livedoorブログ公式ブロガー。ブログ「るぅのおいしいうちごはん」主宰。毎日の晩ご飯から趣味のお菓子作りまで、ユニークな文章とわかりやすいプロセス写真で楽しく綴る。2017年に製菓衛生師の資格を取得。著書に『るぅのおいしいうちごはん』(ワニブックス)、『美味しいには理由がある! うちごはんのゆる基本』(セブン&アイ出版)がある。