脳の若返り、血圧の安定に! 鎌田流「バンザイスクワット」が日常生活の自由を広げる

脳の若返り、血圧の安定に! 鎌田流「バンザイスクワット」が日常生活の自由を広げる 006-27.jpg

『医師のぼくが50年かけてたどりついた 長生きかまた体操』 (鎌田 實/アスコム)第6回【全8回】

医師の鎌田實先生が考える「長生き」とは「90歳を過ぎても自分の足でお出かけし、人生を謳歌すること」。先生いわく、そのためには「きん・こつ・けつ・のう・ちょう」、すなわち「筋肉・骨・血管・脳・腸」の5つの力が不可欠なんだとか。その5つを元気にするため、先生が50年の経験をもとに考案したのが「長生きかまた体操」。この体操は1日たった3分、朝・昼・夜、それぞれの時間帯に合わせた30秒ずつの簡単な動きで、眠っていた体を目覚めさせ、疲れを癒やします。先生の著書『医師のぼくが50年かけてたどりついた 長生きかまた体操』(アスコム)には、77歳のいまもスキーや筋トレを楽しむ鎌田先生の元気の秘密が詰まっています。今回はこの本から、一生動ける体を目指すための「がんばらない体操」をご紹介します。

※本記事は鎌田 實(著)による書籍『医師のぼくが50年かけてたどりついた 長生きかまた体操』から一部抜粋・編集しました。

「バンザイスクワット」で若返りホルモンが出る!

毎日手軽に続けられ、効率よく強い足腰を育てるスクワットは、何歳になっても健康の基本。ぼくも長年、実践し続けています。

とくに、大腿四頭筋と呼ばれる太もも前面の筋肉や、内側の内転筋群を鍛えるには、スクワットが断然おすすめ! スクワットで強い太ももになれば、階段の上り下りが楽になり、買い物などの負担も軽減。日常生活の自由を広げてくれます。

また、太ももの大腿四頭筋が伸ばされると、「マイオカイン」という若返りホルモンがあふれて、血糖値や血圧を下げてくれる効果も。「BDNF」という脳由来の「神経栄養因子」も出るため、認知症予防にもぴったりです。

さらにぼくは、スクワットに「バンザイ」の動きを取り入れて、ヒンズースクワットに近い動きにしました。じつは、黒柳徹子さんもこれに似た体操をされています。

腕を高く上げる動作では、背中の筋肉も使うため、この「バンザイスクワット」なら、スクワットに上半身への刺激を加えた全身運動になります。

体の横のライン=体側もしっかり伸び、横隔膜などの呼吸筋がゆるんで呼吸が深くなるため、副交感神経に働きかけ、自律神経を整えることにもなります。

朝食後にバンザイスクワットをすれば、全身が目覚め、午前中のパフォーマンスが格段にアップ。90歳を超しても、この体操なら楽にできます。ぼくの知人の有名な彫刻家が寝たきりになりかかったとき、この体操で仕事に復帰できました。

【だから効果的!】バンザイスクワット3つの効果

(1)「バンザイ」の動きでスクワットを全身運動に!

(2)太ももの筋肉を鍛え2 階段も散歩も楽々!

(3)若返りホルモンで脳が若返り血圧も安定!

血糖値上昇を抑える

食後は血糖値が上がりやすく、血管にダメージを与えることがあります。そこで食後にスクワット! 糖を消費し、血糖値の急上昇(血糖値スパイク)を抑える効果があります。

脳の若返り、血圧の安定に! 鎌田流「バンザイスクワット」が日常生活の自由を広げる 006-26.jpg

 
※本記事は鎌田 實(著)による書籍『医師のぼくが50年かけてたどりついた 長生きかまた体操』から一部抜粋・編集しました。
PAGE TOP