
『7日間で若返る! 顔筋老けグセリセット』 (佐藤加奈子/KADOKAWA)第3回【全9回】
「鏡を見るたび、増えるシワやほうれい線が気になる...」そう感じていませんか? 若々しい表情のために大切なのは、表情筋を鍛えることではなく「ゆるめる」こと。表情筋がこわばり、眉間にしわを寄せて話したり、ほうれい線にぐっと力を入れたりするなどの「老けるクセ」があると、表情筋トレをしたところで遠回りになってしまうんです。表情グセに特化したオリジナルメソッドを考案した佐藤加奈子さんの著書『7日間で若返る! 顔筋老けグセリセット』(KADOKAWA)では、顔の筋肉を優しくほぐすだけで、若々しい印象を取り戻す方法が紹介されています。放っておくとシワやたるみのもととなる表情グセを解消し、心も顔もイキイキと輝く毎日を手に入れましょう。
※本記事は佐藤加奈子著の書籍『7日間で若返る! 顔筋老けグセリセット』から一部抜粋・編集しました。
自分の表情グセをチェック!
鏡の前で笑ってみる
自分の表情グセを知ることは、シワやたるみなどの悩みを改善するためには必要不可欠です。まずどんな表情グセがあるのかチェックしていきましょう。
もっとも手軽に表情グセをチェックする方法は、鏡の前で笑うこと。顔の力を全て抜いたニュートラルな表情のときにはないシワが、笑顔を作ると現れるなら、表情グセによるシワの可能性が高いです。
このとき、表情を作りすぎず、なるべくいつも通りの笑顔を意識してください。そして、どこに力が入っていて、どんなシワが入っているのか、ボコッと盛り上がっている部分はないかを確認します。
ほうれい線が小鼻より上からできる場合は上唇鼻翼挙筋に力が入りすぎているなど、シワの入り方によって、どこを重点的にトレーニングすればいいかがわかります。
笑うときの表情グセの有無は力を入れる向きでわかる
理想の笑顔

顔の力が抜けていて、口角が斜め45度に上がっている
小鼻の上からほうれい線
筋肉の道筋が上に向かってしまい、ほうれい線がより深く見える
口横にドレープができる
口角横に力が入りすぎて、ほうれい線の横に余分なシワが生まれていて、エラが張り大顔になる
あごに力が入って下重心になる
余計な力があごに入ってしまい、下重心になって顔が縦に長く見え、シワも入る








