あなたは大丈夫? 「下半身の筋肉」をセルフチェック!/スクワット理論

pixta_24379650_S.jpgスクワットで足腰の筋力を維持できれば、年齢を重ねた時の転倒予防などにつながるのはイメージできますよね。さらに下半身の筋力維持は年齢を重ねた時の「若々しさ」のカギでもあります。スクワットが若々しさにつながる理由を、伊奈病院整形外科部長の石橋英明先生に伺いました。

前の記事「スクワットを続ければ「若々しさ維持」に驚きの作用あり!/スクワット理論(1)」はこちら。

 

足腰の筋肉の力をチェックして、体の状態を知りましょう

ここでは、足腰の筋肉が衰えていないか、セルフチェックをしてみましょう。
下の項目の中で当てはまるものはありませんか?

□ひざが痛い
□ひざを伸ばしにくい、または伸ばせない
□脚の付け根が痛むことがある
□脚を引きずるように歩いている
□片脚立ちで靴下をはくことができない
□床に座った状態からどこかに手をつかないと立ち上がれない
□何でもないところでつまずくことがある
□階段を上ったり降りたりするのがつらい
□歩いていると、よく人に追い抜かれる
□夕方になると、足がむくみやすい
     ↓
思い当たることがあったら、下半身の筋肉が衰えています!

 

 
下半身の筋力アップだけではない! スクワットのうれしい効果

1807p023_01.jpg1. 腹筋、背筋も刺激して、燃えやすい体に
スクワットをすると、下半身だけでなく、体幹を支える腸腰筋(上半身と下半身をつなぐ筋肉群)や背筋も鍛えられます。全身の筋肉が増えることで自然と基礎代謝が上がり、脂肪が燃えやすい体質になれます。

2. 下半身の筋力をアップして、転びにくく!
大腿四頭筋(太ももの前側の筋肉)をはじめ、下半身の筋肉を効率良く鍛えることができ、足腰の力が強くなります。そうすることで、転倒による骨折を予防できます。

3. ひざの痛みを軽減してスタスタ歩けるように
ひざが痛む人は、太ももの筋力を強化することが重要です。腰をしっかりと後ろに引いてスクワットを行うことで、ひざ周りの筋力がアップして、痛みが起こりにくくなります。

4. 下半身強化で骨盤底筋の力まで強化
尿もれの主な原因は、骨盤底筋群の衰えです。実は骨盤底筋群と下半身の筋肉はつながっているため、スクワットをすることで間接的に骨盤底筋群も鍛えられ、尿もれ予防にも役立ちます。

5. 下半身への負荷が骨の健康を保ちます
骨を強くするには、骨に負荷がかかる運動を行うことが必要です。スクワットを継続的に行うことで、骨密度が上昇し、骨粗鬆症の予防にも効果的なことが分かっています。

 

次の記事「年齢を重ねても「軽やかな体」は下半身の筋力アップで手に入れよう!/スクワット理論(3)」はこちら。

取材・文/笑(寳田真由美) モデル/土谷 麻

<教えてくれた人>
石橋英明(いしばし・ひであき)先生

伊奈病院整形外科部長、NPO法人高齢者運動器疾患研究所代表理事。専門は骨粗鬆症、関節リウマチ、関節外科。著書に『よくわかる最新医学 骨粗鬆症 予防・検査・治療のすべてがわかる本』(主婦の友社)他

 
この記事は『毎日が発見』2018年7月号に掲載の情報です。
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