『歩ける寿命を100歳までのばすなら足裏が9割』 (鈴木きよみ/ワン・パブリッシング)第5回【全12回】
「足は、年齢以上にその人の健康状態を表します」と話すのは、足裏研究家として30万人以上の足を診てきた鈴木きよみさん。その著書『歩ける寿命を100歳までのばすなら足裏が9割』(ワン・パブリッシング)では、どんな年代の方でも簡単に取り組める足裏健康法の数々を教えてくれています。今回はその中から、心と体の健康状態を教えてくれる足裏の観察の仕方や、イスに座ったまま安全に行えるケア方法「足裏ゴロゴロ」「かかとスリスリ」を紹介。難しい工程は一切なく、写真を見てチャレンジできるものばかりなので、ぜひ実践してみてください。
※本記事は鈴木きよみ著の書籍「歩ける寿命を100歳までのばすなら足裏が9割」から一部抜粋・編集しました。
毎日30秒で歩ける足に! 内臓と脳も元気に!「足裏ゴロゴロ」
足裏にある内臓の反射区を一気に刺激しながら、歩くときに欠かせない足底筋膜のバランスを整える効果もあります。できる範囲でめん棒に体重をのせ、気になる箇所は多めにめん棒を転がしましょう。
【姿勢】イスの縁を持って、めん棒に体重をかけて座りましょう
強めに反射区を刺激したいときは、ゴルフボールを使っても。
1.土踏まずを中心に、足裏でめん棒をゴロゴロと転がす。【左右各10往復】
心臓、肝臓、胃や腸など、大切な臓器の反射区が集まっている土踏まずを刺激します。
2.5本の指でめん棒を5秒つかんで離す。【左右各5秒×5回】
めん棒を足の指で強くつかむように刺激することで、脳や耳、目の反射区を刺激。