レモン酢についての「どうしよう?」「はてな?」に答えます/レモン酢でキレイ!(6)

ブームを呼んでいるレモン酢はレモンをお酢に漬けて作るフルーツ酢のひとつです。 「おいしくて体によい」を提案している料理研究家の村上祥子さんに、レモン酢についてのよくある「どうしよう?」「はてな?」にお答えします。

基本のレモン酢の作り方はこちら

前の記事「常備菜にも大活躍「レモン酢はりはり」」はこちら。

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Q.電子レンジを使わずに作ることはできますか?
A.できます。瓶に材料を入れ、ふたをして、ときどき瓶ごとゆすって、常温で1カ月ほどでで完成します。電子レンジを使うのは、出来あがりまでの時間を短縮するためです。電子レンジにかけると細胞が軟化し、酢にレモンの成分が早く溶け出し、酢の成分もレモンの中に浸透しやすくなるため、半日で完成します。

Q.酢は何を使ってもいいのでしょうか?
A.穀物酢、米酢、黒酢、リンゴ酢など、どんな酢でもかまいません。ただ「飲むための酢」として、糖分を加えた酢が最近は市販されています。このタイプの酢はレモン酢には不向きです。

Q.氷砂糖の代わりにはちみつを使ってもいいですか?
A.氷砂糖を使うのは甘味のためだけではありません。レモン+酢というクエン酸だけよりも、糖を加えたほうが体内でクエン酸回路が活発になり代謝が促進される、という利点があるからです。はちみつでも、氷砂糖と同様の効果が期待できます。はちみつに替える場合は、酢200㎖に対してはちみつ140gにします。パルスイートやラカントなどの低カロリー甘味料を使いたいという声もよくいただきます。ダイエットを意識されるなら、カロリーのことだけを気にするよりも、代謝を活性化する作用が期待できる氷砂糖を使うほうがむしろ効果的です。

Q.耐熱ガラス製の保存瓶が見つかりません。
A.耐熱ガラス製の保存瓶がお手元にない場合は、インスタントコーヒーの空き瓶など、ふた付きの完全に乾いたガラス瓶を使ってください。電子レンジにかけるときだけ、家にあるどんぶり等の器を使い、その後、別の瓶に移しているという方もいます。

Q.電子レンジにかけてから12時間たっても、氷砂糖が溶けません。溶けるまで待ったほうがいいのでしょうか?
A.氷砂糖は電子レンジにかけてもすぐにすべてが酢に溶けず、瓶の底に沈んだまま残ります。氷砂糖が残っていても、割り箸を使ってかき混ぜてから飲んだり料理に利用しても大丈夫です。

残ったレモンの利用法

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漬けたレモン100gを細かく刻み、砂糖20gを加えてよく混ぜ、ラップをして電子レンジで2分加熱でマーマレードに。ヨーグルトや料理にも使えます。

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<教えてくれた人>
村上祥子(むらかみ・さちこ)さん
料理研究家・管理栄養士。1942年、福岡生まれ。公立大学法人福岡女子大学国際文理学部・食・健康学科客員教授。食材の持つ力で健康寿命の延伸を図る研究に関与。同大学にある「村上祥子料理研究資料文庫」で50 万点の資料が一般公開されている。公式ホームページ http://www.murakami-s.jp/
この記事は『毎日が発見』2016年10月号に掲載の情報です。

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