食事を変えると、集中力が上がりミスが減る。残業が無くなる。疲れにくくなり眠くならない。ストレスが無くなる。体が締まりカッコよくなる。そして仕事が楽しくなる!
体のマネジメントには、仕事と同じように「成功法則」があるのです。
書籍「稼げる男は食事が9割」で、正しい食事の知識を学んでいきましょう。
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食事に対しての向き合い方を考える
太りすぎを防ぐために自制しなくてはと思っていても、甘いものを食べてしまうとか、ごはん、ジャンクフードのようなものを食べすぎてしまう、お酒を飲みすぎてしまうといった食行動は、意志の弱さだけによるものではありません。その人の食に対する姿勢というか、考え方も原因の一つだと思います。
太らない食生活というと、食べることを我慢するカロリー制限だと思いがちですが、それは間違いです。自分の体に入れるものなのですから、とことん食にこだわり、食べることを楽しむことができるようになれば、決して太ることはないはずです。どういうことかといいますと、太りやすい人や食に対して関心の低い人ほど、なんでもいいからとにかくたくさん食べてお腹いっぱいになりたいと考えがちです。
お腹を膨らませることが食の目的であったり、インパクトのある味を大雑把に美味しいと思っているだけという傾向があります。太る人の食事をみたり、内容を聞いたりすると、そこに共通点があることがわかります。当の本人は自覚していないことが多いのですが、食べるのが好きといいながらも、食事のバリエーションが少なく、同じようなものばかりを食べているのです。そのほとんどが手軽に手に入るジャンクフードをはじめ炭水化物食品で、実は食べ物の詳細にはあまり関心がないことがわかります。
太りやすい人は、無意識のうちに本能的に血糖値を上げたい、満腹感を味わいたいという食事をしがちです。
しかし、そんな食品や料理で血糖値を上げたとしても、体が必要としている栄養を摂ることができません。太っている人ほどエネルギー過多でありながら、栄養失調の状態なのです。だから、お腹は空いていないのに、体は栄養素を求めてしまい、もっと食べたいという欲求が止まらずに食べてしまう。でも、食べるものは必要な栄養素がスカスカ......その繰り返しでいっそう太ってしまうのです。
例えば、ポテトチップスを袋半分も食べると、味覚的には満足しているはずなのですが、そこでやめられずに惰性で食べ続けてしまうという経験はないでしょうか。嗜好品は楽しんで美味しく食べるものです。ですから、本当に美味しいと思えるものを選んで、味わって食べれば食べすぎることはないはずです。