食品のパッケージ裏を見るだけでデキる男になれる/稼げる男は食事が9割(31)

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食事を変えると、集中力が上がりミスが減る。残業が無くなる。疲れにくくなり眠くならない。ストレスが無くなる。体が締まりカッコよくなる。そして仕事が楽しくなる!
体のマネジメントには、仕事と同じように「成功法則」があるのです。
書籍「稼げる男は食事が9割」で、正しい食事の知識を学んでいきましょう。

前の記事「まずはジャンクフードを買わない・置かない」はこちら

パッケージ裏をみるだけでデキる男になれる

皆さんは、加工食品やレトルト食品を買うときに、パッケージの裏の原材料名や栄養成分表をみることがありますか。かつての私にはそんな意識はなく、ただ食べたいから、美味しそうだからというだけで加工食品やレトルト食品を買っていました。

30歳を過ぎる頃から食事や食べものについての意識が高くなり、「この加工食品には何が入っているんだろう」「カロリーはどのくらいあるのかな」と、自然にパッケージの裏をみるようになりました。そうすると、砂糖や塩分が入っていたり、添加物が多かったりすることがわかります。原材料は、使われている量が多い順番に記載されています。そういうことがわかるようになると、食品選びもより慎重になります。

添加物、特に食品添加物に関しては、人が一生その添加物を毎日摂ったとしても健康に悪影響がないとされている推定量の範囲内で使用しているので、そこまで多大な心配をする必要はありません。添加物を気にする前に、栄養素の内容を気にする方が最優先だからです。

しかし、なぜ、添加物を入れなくてはならないのかを考える必要があります。そもそも、加工食品として売るためには最低限必要なものだから仕方ないのかもしれませんし、大量生産の必要があり長期保存できるようにするためかもしれません。原価が安い食材でも美味しくするためだったり、食欲をそそる色にするためだったりと、それなりの理由があるのです。そうしたことをきちんと理解しておくと、食に対する見方が変わってくるはずです。

また、最近ではそういうところを注視している消費者が多いからか、印象を悪くしないために酸化防止剤をビタミンCと表示したり、うま味調味料をアミノ酸と表示したりなど、この原材料表示でさえも巧妙にわかりづらく書いてあることも多くあります。

自分の体に入れるものですから、加工食品やレトルト食品を買うときには少しでもこういったところに目がいくようにしたいものです。

情報を制することが仕事の成功につながります。仕事では販売したり、購入したりする商品のことや取引先の情報をあらかじめ把握しておくことは当たり前のようにしていると思います。

そうしたことは、食べるものでも同じです。レストランで食べるときには、どんな調味料を使っているかはわかりませんが、自分で買う食品くらいはどんなものでつくられているのか、エネルギー量はどのくらいなのか、タンパク質や糖質の量はどうかなど、情報収集しながら買うようにしてみてはいかがでしょうか。逆に体内に取り入れるものが何かわからない状態で食べている方が違和感があるとさえ思えてくるはずです。はじめは内容の意味がわからなくても構いません。ただいつもパッケージ裏をみる癖だけはつけるようにしましょう。まずはたったそれだけで、あなたはデキる男の第一歩を踏み出したといえます。

次の記事「お腹を膨らませることだけを目的に食べてはいけない」はこちら。

森 拓郎(もり・たくろう) 

1982年生まれ。株式会社rinato 代表取締役。
フィットネストレーナー、ピラティス指導者、整体師、美容矯正師。
中京大学体育学部卒業後、地元の自動車ディーラーで営業成績トップを獲得し、その後パーソナルトレーナーになるために上京。大手フィットネスクラブの個人売上トップを獲得し、自身のスタジオを2009年にオープン。
ファッションモデルや女優など、身体を資本とした女性などを中心に、ピラティス、整体、美容矯正など足先から顔までのボディメイクを指導。メディア出演、記事監修、指導者育成なども行う。

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『稼げる男は食事が9割』

(森 拓郎/KADOKAWA)

ベストセラー『ダイエットは運動1割、食事9割』の著者が初めてビジネスマンのために書いた「稼げる男」になるための食習慣。「食事は自分への投資」という事実を理解する事からはじめる、誰でもできる食事法とは?

 
この記事は書籍『稼げる男は食事が9割』からの抜粋です

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