意外! 手指の痛み、腫れには更年期障害が関係しています/手指の痛み改善法(4)

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手や指に、痛みや腫れなどの違和感を覚えた経験はありませんか? 
「手や指の病気の多くは、腱や靭帯、関節などが変形する変性疾患と呼ばれるものです。患者の8割は女性で、年齢的には50代がピークになります。しかし、手や指の違和感は放置しやすく、60歳前後になって関節が変形したり、痛みが増したりして病院を訪れる方が多いのです」とは、四谷メディカルキューブ手の外科・マイクロサージャリーセンター長の平瀬雄一先生。あなたの手指の痛みや腫れについて、さっそくチェックしていきましょう。

平瀬雄一(ひらせ・ゆういち)先生
<教えてくれた人>
平瀬雄一(ひらせ・ゆういち)先生
四谷メディカルキューブ手の外科・マイクロサージャリーセンター長。東京慈恵会医科大学卒業。埼玉手の外科研究所形成外科部長などを経て、2010年より現職。

手指の痛み、腫れなどの変性疾患は腱鞘炎から始まる!?

「手指の変性疾患は、自分では気付かないぐらい軽い腱鞘炎から始まります」とは、平瀬先生。"指が曲がりにくい"、"関節が痛む"といった症状はなくても、指を曲げたとき、指の付け根の下に"カクン"という引っかかりを感じる場合は、すでに腱鞘炎が始まっています。大したことないだろうと思い放置すると、指が曲がらなくなったり、痛みやしびれを感じたり、変形したりと、深刻な病気を引き起こします。

前の記事:「指の第一関節、第二関節が腫れる、曲がる、痛むは要注意!/手指の痛み改善法(3)」はこちら。

 

実は、始まっているかも!? 腱鞘炎をチェックしましょう

親指、中指、薬指の付け根にある骨の動きを確かめます。どこか1カ所だけでもかまいません。なるべく左右、両方の手をチェックしましょう。

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いずれかの指の付け根の下にある骨の上を、逆の手の指で軽く押さえます。その状態のまま、指を曲げます。

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あまり知られていませんが、これら手指の不調は、更年期障害と関係しています。
「女性は50歳前後で更年期が始まり、女性ホルモンの分泌量が低下します。すると、女性ホルモンの受容体が多くある関節や靭帯、腱鞘などに腫れやこわばりが生じます。女性ホルモンには炎症を鎮める抗炎症作用がありますが、分泌量が減れば炎症を取る効果は小さくなるため、手指の不調は更年期前後の女性に多くみられるのです」(平瀬先生)。

  

次の記事:「女性ホルモンが急激に低下する人ほど、手指の不調が起こりやすい!/手指の痛み改善法(5)」はこちら。

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この記事は『毎日が発見』2017年10月号に掲載の情報です。

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