SNSで大人気のおばあちゃん。「気持ちが明るくなる」趣味のひとつを紹介

SNSで大人気のおばあちゃん。「気持ちが明るくなる」趣味のひとつを紹介 13821909_615.jpg

『人生は夢にぼた餅 80過ぎても楽しく生きとるねぇ』 (祖母と孫ちゃんねる/KADOKAWA)第3回【全6回】

SNSでの総フォロワー数が65万人を超えるアカウント「祖母と孫ちゃんねる」。主役は、天真爛漫で笑顔がキュートなおばあちゃんです。楽しいことだけでなく苦労や悲しい別れなども経験しながら、それでも穏やかに自分らしく80年以上を生きてきたおばあちゃん。その、ありのままの姿や思いをまとめたのが書籍『人生は夢にぼた餅 80過ぎても楽しく生きとるねぇ』(KADOKAWA)です。おばあちゃんの、家族との思い出や普段の暮らしの様子、今は亡き夫や一緒に活動する孫への思いから伝わってくるのは、生きる喜びと温かさ。読めばきっとあなたも、たくさんの元気をもらえるはずです!

※本記事は祖母と孫ちゃんねる著の書籍『人生は夢にぼた餅 80過ぎても楽しく生きとるねぇ』から一部抜粋・編集しました。

お花を育てることが大好き!

お花は見るのも育てるのも飾るのも大好き!
どの花が一番好きか? そんなこと聞かれても困るわ(笑)。ぜんぶ好き〜!!

夫も花が好きで、よぉ一緒に育てたよ。
庭に花があると、お墓も仏壇も部屋もすぐ替えれるし、人が来たときお土産に持ってってもらえる。家に花がない人は結構喜んでくれるで、何かいただいたときのお礼に持ってくこともあったよ。部屋に花があると気持ちが明るくなるでねぇ。

SNSで大人気のおばあちゃん。「気持ちが明るくなる」趣味のひとつを紹介 13821657_615.jpg

これから孫とお墓参り! どのお花を組み合わせて持って行こうかな

孫にもよぉ持たせた。「こんなふうに飾ったよ」ってあとから写真を見せてくれるのも嬉しかった。今は猫と暮らしとるもんで飾れんらしく持ってってくれんけど(笑)。

SNSで大人気のおばあちゃん。「気持ちが明るくなる」趣味のひとつを紹介 13821658_615.jpg

季節ごとに花の苗を買いに行くのも楽しみ〜!

季節ごとに花の苗をいろいろ買って植えるだわ。毎年花を咲かせてくれる品種を選ぶようにしとる。
お店では「〝しゅくねんそう〟ください」って言うだけど、なかなか通じんだわ(「宿根草(しゅっこんそう)か多年草をください」と言いたい)。花によっては挿し木で増やせるのもあるで、よぉ増やしたよ!

この薄いピンクの花は夫が花屋で働いとるときに球根をもらってきて植えたの。初めは道路側に植えとっただけど、珍しいもんで「変わっとるでちょうだい!」っていう人が何人かおってねぇ。少し分けただけど、うちの分がなくなっちゃうで人目につきにくい一番奥のとこに植え替えただわ(笑)。 毎年キレイに咲いてくれるたびに夫のことを思い出す。ね? キレイだら〜!
今では咲くとお墓に持ってくだよ。きっと喜んでくれとると思う。

SNSで大人気のおばあちゃん。「気持ちが明るくなる」趣味のひとつを紹介 13821659_615.jpg

お墓や仏壇に供える花も庭で育てとるで、こまめに替えれるだ!

SNSで大人気のおばあちゃん。「気持ちが明るくなる」趣味のひとつを紹介 13821660_615.jpg

部屋に花があると心がホカホカするじゃんねぇ。これはわたしが育てた花を孫が花瓶にさしてくれただ。あの子って手際がいいの!

SNSで大人気のおばあちゃん。「気持ちが明るくなる」趣味のひとつを紹介 13821661_615.jpg

夫とわたしが大好きなピンクのお花。名前はなんだったかな〜(笑)?

SNSで大人気のおばあちゃん。「気持ちが明るくなる」趣味のひとつを紹介 13821662_615.jpg

畑仕事しながら、キレイに咲いとるお花がふと目に入ると嬉しくなって、つい話しかけるだわ。「あんたも頑張っとるね」って

花には毎日話しかけるの。
「キレイに咲いてね」「大きくなったね」「キレイなお花を見せてくれてありがとう」「今日は暑いね」「あんた可愛いねぇ」とかってさ。

どの花も好きだもんで、季節ごとにキレイに咲いてくれる花を楽しんどる。
チューリップ、ボタン、ストック、かすみ草、ラナンキュラス、アジサイ、ひまわり、ユリ、アルストロメリア、キク、コスモス、スイセン、センリョウ、スターチス、ヤブラン、ランタナ...
いっぱい植えとるけどぜんぶ大好き〜!
花は何時間見とっても飽きんで不思議だねぇ。
草取りや畑仕事で疲れても、花が目に入ると嬉しくなるの。

SNSで大人気のおばあちゃん。「気持ちが明るくなる」趣味のひとつを紹介 13821663_615.jpg

アジサイも数種類植えとるけど、どれも毎年キレイに咲いてくれるの。このピンクも可愛いだら〜?

 
※本記事は祖母と孫ちゃんねる著の書籍『人生は夢にぼた餅 80過ぎても楽しく生きとるねぇ』から一部抜粋・編集しました。
PAGE TOP