年金制度は3階建て。まずは年金の仕組みを知りましょう/年金Q&A(1)

pixta_26961132_S.jpg「年金は繰り上げてもらった方がいいのか、繰り下げてもらったほうがいいのか」、「夫が亡くなったらどうなるのか」などの気になる疑問に、年金に詳しい社会保険労務士の望月厚子さんに答えてもらいました。

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公的年金は、終身または一定期間にわたり、毎年決まって受け取ることができます。年金には強制加入の国民年金と厚生年金保険、そして任意加入の企業型確定拠出年金や国民年金基金などがあります。

1階が国民年金、2階が厚生年金、3階が公的年金に上乗せできる年金です。

"年金は3階建て"といわれますが、この1階部分に当たるのが、20歳以上の全ての人が加入する国民年金です。会社員や公務員の人などは、勤務先で厚生年金にも加入しており、この部分が2階部分です。任意となる3階部分は、公的年金に上乗せできる年金です。

上乗せできる年金に個人型確定拠出年金「iDeCo」が追加されました

例えば、2017年1月から対象者が拡大し、20歳から60歳のほぼ全員が加入できる個人型確定拠出年金「愛称iDeCo(イデコ)」などです。iDeCoは、老後の資産形成を目的に自分で金融機関を決めて、定期預金や投資信託などの金融商品を選び、一定額の掛け金を60歳まで払います。掛け金は全額所得控除の対象で、60歳以降に幾ら受け取れるかは、金融商品の運用結果次第です。

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次の記事「年金がもらえる人はどんな人? 繰り上げと繰り下げどっちがいいの?/年金Q&A(2)」はこちら。

取材・文/金野和子

<教えてくれた人>
望月 厚子(もちづき・あつこ)先生
社会保険労務士。ファイナンシャル・プランナー。一般社団法人新都心シニア生活サポート代表理事。年金などの相談業務の他、新聞や雑誌などへの執筆も行っている。
この記事は『毎日が発見』2018年2月号に掲載の情報です。
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