物価が上がりお金の価値が下がっている今、人生の最後までお金にこまらないために必要なことを考えてみませんか? ポイントは「お金を生む資産」をもつこと。 定年後の資産づくりに「遅い」はありません! まずは毎月の収支を確認することから新NISAの活用方法、現金と運用資産の割合まで、「老後のゆとり」を作るために必要な知識を学んでいきましょう。 『お金の不安がスーッと消える! 資産寿命をぐんぐんのばす マンガと図解 50歳からの「新NISA×高配当株投資」』(KADOKAWA)より、50代の資産運用に関するエピソードをお届けします。
※本記事は頼藤 太希、高山 一恵著の書籍『お金の不安がスーッと消える! 資産寿命をぐんぐんのばす マンガと図解 50歳からの「新NISA×高配当株投資」』から一部抜粋・編集しました。
一定の期間ごとに一定の金額で買う
ドルコスト平均法で長期的な資産形成
投資資金を毎月一定にして長期投資
投資においては時間分散が重要です。ここでは時間を分散して買う手法の代表である「ドルコスト平均法」について解説します。
ドルコスト平均法とは、「一定の金額で、一定の期間ごとに商品を購入する」という方法です。投資金額を毎月一定にすることによって、購入価格が高いときは少なく、安いときは多く買うことができます。
例えば、株価が2000円の銘柄があり、毎月1万円を投資しているとします。このときこの銘柄は5株買えます。株価が上がって2500円になったとすると4株、下がって1500円になったときは6株買えます。資金は1万円のまま買い続けるので、株価が上がったときも支出は変化しません。株価が安いときに買おうとして、チャートを見続けるような手間も不要になります。
このように高値で買うリスクを回避しながら、購入金額を平準化して投資を続けられる方法がドルコスト平均法であり、長期的な資産形成を行いやすくなっています。
<ドルコスト平均法で低リスクな長期投資をしよう>
【ドルコスト平均法の考え方】
一括購入したら......
・1カ月目に一括購入すると、25株を5万円で購入
・2カ月目に一括購入すると、20株を5万円で購入
いつが高いか低いかわからないからこそドルコスト平均法で時間を分散してリスクを抑えよう
★感情に左右されず淡々とできるのもいい
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● 本記事は株式投資情報の提供も行っていますが、特定の銘柄の購入を推奨するもの、またその有用性を保証するものではありません。個々の金融サービス、またはその金融商品の詳細については各金融機関にお問い合わせください。
● 資産運用には一定のリスクが伴います。