非課税はどれくらいメリットがあるの?NISAを活用して投資をした場合の金額をシミュレーション!

非課税はどれくらいメリットがあるの?NISAを活用して投資をした場合の金額をシミュレーション! 12921753_615.jpg

物価が上がりお金の価値が下がっている今、人生の最後までお金にこまらないために必要なことを考えてみませんか? ポイントは「お金を生む資産」をもつこと。 定年後の資産づくりに「遅い」はありません! まずは毎月の収支を確認することから新NISAの活用方法、現金と運用資産の割合まで、「老後のゆとり」を作るために必要な知識を学んでいきましょう。 『お金の不安がスーッと消える! 資産寿命をぐんぐんのばす マンガと図解 50歳からの「新NISA×高配当株投資」』(KADOKAWA)より、50代の資産運用に関するエピソードをお届けします。

※本記事は頼藤 太希、高山 一恵著の書籍『お金の不安がスーッと消える! 資産寿命をぐんぐんのばす マンガと図解 50歳からの「新NISA×高配当株投資」』から一部抜粋・編集しました。

非課税はどれほどメリットがあるのか NISAを活用した再投資で大きな差が出る

非課税はどれくらいメリットがあるの?NISAを活用して投資をした場合の金額をシミュレーション! 12918495_615.jpg

NISAで効率的な資産づくり

NISAを活用して投資をすると実際にどれくらいの差が出るか、50歳から65歳の15年間に積立投資を行う際の金額をシミュレーションしてみましょう。

トータルリターン7%(うち配当利回り4%)の株を毎月6万円で15年間積み立て、配当金はすべて再投資するとします。NISAを活用して投資を行うと、積立元本1080万円に822万円の運用益が加算されて、資産額は1902万円になります。配当金の再投資額はおよそ470万円です。

NISAを活用しない場合はどうなるでしょうか。積立元本1080万円は同じですが、配当金とキャピタルゲインに20.315%の税金が課せられるので、15年後は1705万円となります。

NISAを活用する場合とそうでない場合との差額は197万円となります。老後の大切なキャッシュフローですから、この額は決して小さいものではありません。NISAを活用して、資産形成を効率よく行っていきましょう。

*  *  *

長い期間、NISAを使うほどさらに得する!

<運用する条件>
・トータルリターン7%(うち配当利回り4%)
・毎月6万円ずつの投資を15年間継続

非課税はどれくらいメリットがあるの?NISAを活用して投資をした場合の金額をシミュレーション! 12918496_615.jpg

【15年後の運用成績】
NISAを使った場合:1902万円
NISAを使わかなかった場合:1705万円
 → NISAを利用するだけで、197万円も差がつく!

● 本記事は、執筆時点の情報を元に作成しています。金融に関連する法律、制度が改正、または各社のサービス内容が変更される可能性がありますのであらかじめご了承ください。
● 本記事は株式投資情報の提供も行っていますが、特定の銘柄の購入を推奨するもの、またその有用性を保証するものではありません。個々の金融サービス、またはその金融商品の詳細については各金融機関にお問い合わせください。
● 資産運用には一定のリスクが伴います。売買によって生まれた利益・損失について、執筆者、出版社ならびに記事配信媒体社は一切責任を負いません。資産運用は必ず、ご自身の責任と判断のもとで行うようにお願いいたします。

 

頼藤太希

株式会社Money&You代表取締役。中央大学客員講師。慶應義塾大学経済学部卒業後、外資系生保にて資産運用リスク管理業務に従事。2015年に現会社を創業し現職へ。WebメディアやYouTube、書籍、講演などを通してお金の情報を日々発信中。日本証券アナリスト協会検定会員。ファイナンシャルプランナー(AFP)。

高山一恵

株式会社Money&You取締役。一般社団法人不動産投資コンサルティング協会理事。慶應義塾大学文学部卒業。2005年に女性向けFPオフィス、株式会社エフピーウーマンを創業。10年間取締役を務め退任後、現職へ。講演活動、執筆活動、相談業務を行い、女性の人生に不可欠なお金の知識を伝えている。ファイナンシャルプランナー(CFP®)。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。

※本記事は頼藤 太希、高山 一恵著の書籍『お金の不安がスーッと消える! 資産寿命をぐんぐんのばす マンガと図解 50歳からの「新NISA×高配当株投資」』から一部抜粋・編集しました。
PAGE TOP