老後の心強い資産である「高配当株」。不労所得が作れる仕組みを解説

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物価が上がりお金の価値が下がっている今、人生の最後までお金にこまらないために必要なことを考えてみませんか? ポイントは「お金を生む資産」をもつこと。 定年後の資産づくりに「遅い」はありません! まずは毎月の収支を確認することから新NISAの活用方法、現金と運用資産の割合まで、「老後のゆとり」を作るために必要な知識を学んでいきましょう。 『お金の不安がスーッと消える! 資産寿命をぐんぐんのばす マンガと図解 50歳からの「新NISA×高配当株投資」』(KADOKAWA)より、50代の資産運用に関するエピソードをお届けします。

※本記事は頼藤 太希、高山 一恵著の書籍『お金の不安がスーッと消える! 資産寿命をぐんぐんのばす マンガと図解 50歳からの「新NISA×高配当株投資」』から一部抜粋・編集しました。

株を所有して不労所得を得よう 
定年後に持つべき資産 収益を生む高配当株

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毎年配当をもらう

運用によって資産を増やせる金融商品は数多くありますが、老後において最も心強い資産は「高配当株」です。

定年後の生活では、不労所得を得られる、つまり、キャッシュフローを生む資産を持っておくことが欠かせません。その際、「配当金」は株を保有してさえいればもらえる不労所得となります。配当金は多いに越したことはないので、たくさん配当金が出る高配当の株、つまり高配当株こそが老後に持つべき資産といえます。

手持ちの現金で少しずつ高配当株を買い足していったり、毎月の預金の一部を株の購入にあてたりしながら、資産の中でも老後のキャッシュフローを生む高配当株の割合を増やしていきましょう。もしくは株価が上がりそうだと聞いて買っていた株を売却し、高配当株を買うのでもかまいません。ただし、配当の割合を示す配当利回りが高いというだけで銘柄を選ぶことは禁物です。

<高配当株で不労所得をつくる>

【もっている株数分もらえる配当金】

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株主還元の一環で、保有する株式数に応じて年に1回、もしくは2回もらえる現金のこと。米国株では年4~12回もらえる

【高配当株とは「配当が高い」株】

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【配当利回り「3%」でいくらもらえるのか】


時価1000円

・配当金が20円なら 配当利回り2%
・配当金が30円なら 配当利回り3%

配当利回り3%だと......
 100株保有(10万円分)配当3000円
 1000株保有(100万円分)配当3万円
が毎年もらえる!

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頼藤太希

株式会社Money&You代表取締役。中央大学客員講師。慶應義塾大学経済学部卒業後、外資系生保にて資産運用リスク管理業務に従事。2015年に現会社を創業し現職へ。WebメディアやYouTube、書籍、講演などを通してお金の情報を日々発信中。日本証券アナリスト協会検定会員。ファイナンシャルプランナー(AFP)。

高山一恵

株式会社Money&You取締役。一般社団法人不動産投資コンサルティング協会理事。慶應義塾大学文学部卒業。2005年に女性向けFPオフィス、株式会社エフピーウーマンを創業。10年間取締役を務め退任後、現職へ。講演活動、執筆活動、相談業務を行い、女性の人生に不可欠なお金の知識を伝えている。ファイナンシャルプランナー(CFP®)。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。

※本記事は頼藤 太希、高山 一恵著の書籍『お金の不安がスーッと消える! 資産寿命をぐんぐんのばす マンガと図解 50歳からの「新NISA×高配当株投資」』から一部抜粋・編集しました。
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