骨に響く痛みと発疹におびえて受診した結果は「帯状疱疹」でした

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ペンネーム:うずら
性別:女
年齢:53
プロフィール:現在、毎日自宅で仕事をしています。50代になってからあちこち具合が悪くなり、先日は帯状疱疹になってしまい、椅子に座っているのも辛くて大変でした。

母が病気で倒れてから7年。介護の問題や仕事の問題、娘の学校の行事などで、50代になってからヘトヘトな毎日です。「まだまだそんな年じゃない」とか、「私は若い」とか思っていても、やはり体に色々出てくるもので、先日、帯状疱疹になってしまいました。

仕事中に左肋骨のあたりにズキッと痛みが走り、それから骨が軋むような痛みが徐々に大きくなっていきました。市販の痛み止めを飲んでも治まりません。

肌の表面はヒリヒリし、かぶれれているような痛みでした。どうなっているのか見てみると、肌の表面にボツボツがいっぱいできていました。私はまさかそれが帯状疱疹だとは思わず、「急にできたし骨まで痛いんだからひどい病気に違いない」と思い込んで急いで病院に行きました。病名が怖くて、まったく仕事が手につきませんでした。

病院で医師に診てもらうと、「これは帯状疱疹ですね」と一言。そして、「まだ軽いから問題ないでしょう」と言われました。私が「骨まで痛いんです。深刻な病気ではないんですか?」と聞くと、再び「この発疹は帯状疱疹です」と落ち着いた声で返されました。拍子抜けしている私に、痛み止めと、精神を落ち着かせる漢方薬(一般的な精神安定剤とは成分が違うのだとか)と、塗り薬が処方されました。

私は重篤な病気でなかったことに心から安心しましたが、帯状疱疹という病気はそれまで他人事だったので、原因や症状、治療法についてまったく知識がありませんでした。なぜ精神安定剤が必要なのか聞くと、帯状疱疹はウイルス性の病気で、精神的なストレスがあると悪化するからだそうです。

また、帯状疱疹の所を触った手で壁やドアノブに触れたりすると、家族にも感染する恐れがあると看護師さんに言われ、家に帰ってからは「家族にうつしてはいけない」と、まめに石鹸で手洗いをし、その石鹸も私専用のものを用意するほどでした。洗濯物も別々にして洗うことにしたので、病気なのに家事が増えて大変でした。

痛み止めのお陰で骨に響くような痛みは治まったものの、肌のボツボツがヒリヒリして、家事も仕事も辛い毎日でした。ですが、次第に病状が軽くなると、嘘のように楽になりました。

帯状疱疹は、症状を悪化させてしまうと治るのに時間がかかり、薬が効かなくなっていくそうです。今回は早めに病院に行って良かったです。どうしても仕事や家事に追われている毎日なので、多少の痛みは我慢してしまうのですが、今回は深刻な病気に違いないという思い込みで病院に行く事ができました。

もしもどこかがズキズキしたり、肌に発疹ができてヒリヒリするようでしたら、我慢しないで病院に行くことをおすすめします。まさか私が帯状疱疹になるなんて、驚きました。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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