皆様こんにちは、『人生リセットできるかな?』の管理人"くるぴた"です。
【前回】雑誌の付録バッグが大好きな私。軽くて安くておしゃれ!でも困ったことは...

私がこれまで住んできた場所は、約20年ごとに大きく変わってきました。
最初の20年は、出身地である中部地方のとある県。
次の20年は、一都三県をウロウロ。
そこから20年、現在も住んでいるのが北海道。
就職したり結婚したりするたびに違う場所での生活が始まり、そのたびにホームシックになったりして、慣れるのに時間がかかったものです。
しかし離婚した今は北海道に住む理由が薄れ、兄弟からは「こちらに戻ってきた方が良いのでは」と言われるようになりました。
私も親族が今も住んでいる故郷に引っ越すべきか、それともこのまま北海道に住むか、とても迷っています。
十年位前までは首都圏に戻って、新しいものに触れていたいという気持ちもありましたが......
年齢を重ねた今は、都会の人間関係の希薄さや、昔とは街の雰囲気が変わったことなどを考えると、不安が先立つようになりました。
やはり候補としては、故郷と今住んでいる場所の二択が、無難だと思います。
まず今住んでいる北海道にこれからも住み続けた場合。
何といっても、食べ物が美味しいです。
食料自給率が200%を超えているだけあって、素材そのものの質が高いのです。
冬以外の季節は過ごしやすいですし、虫や爬虫類もあまり出ません(最近は熊が人里に下りてくることも多いですが)。
札幌などは観光地のため、繁華街でも比較的ラフな服装で違和感なく歩けたりもします。
ただし、問題なのは雪。
北海道全体ではあまり雪が積もらない地域もありますが、札幌などは都会でも積雪量はかなり多いです。
転倒する危険性が高く、杖をついているお年寄りの割合は、雪が積もらない地方と比べてやはり高いと感じます。
雪道の車の運転も難易度が高く、マンションだとあまり関係ありませんが、一戸建ての場合は自宅の前の雪かきをしなければなりません。
あとは住民税や健康保険料は高めです。
それに対し、故郷である中部地方に帰った場合はと言うと......
生まれ育った土地の食べ物や文化は、やはり馴染みがあり、懐かしいものです。
40年離れていたとはいえ、なんとなく土地勘のようなものは残っており、実際に戻れば、時間はかかっても環境に慣れていくのは早いと思います。
あと大企業が多く、県として豊かなのもプラスのポイントです。
北海道と比べて住民税や健康保険料が低めで、全体に福祉政策が行き届いています。
雪はほとんど積もりませんが、代わりに夏はものすごく暑いです。
そして兄弟や親戚はほとんど地元で生活しており、保守的な土地柄もあって、しがらみから逃れるのは難しいと思われます。
個人的には、もう20年以上北海道に住んで、気候にも生活習慣にも馴染んでおり、できればずっとこちらに住んでいたいのですが...
しがらみが少ないというのは、裏を返せば、いざという時に頼れる人がいないということ。
もしこちらで私の身に何かあった場合、兄弟や親族に迷惑をかけてしまうのが最大のネックになります。
飛行機の距離では、時間的にも費用の面でも、簡単にこちらに来ることができません。
それを考えると、いつまでもこちらにいるのはわがままかもしれないのですが......
とはいえこれだけ距離が離れていると、部屋を探しに行ったりするだけで、かなりの時間と労力と費用がかかります。
物件を契約して、海を越えた引っ越しをして、全ての手続きをするのは、なかなか容易なことではありません。
今勤めている仕事も退職しなければいけないですし......
戻れと言われて、ホイホイ戻れる状態でもないのです。
ただ、いずれは戻らなければいけないのは自明の理なので、覚悟を決める時は来るでしょう。
それまでは今の自由を大事にしようと思っています。
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。




