成長する孫と出来ないことが増えていく義両親。世代の"バトンタッチ"を感じる日々/山田あしゅら

こんにちは山田あしゅらです。

義両親の在宅介護の様子を嫁の目線で綴った ブログ『13番さんのあな―介護家庭の日常―(現・13番さんのつぼ)』。

ここに書いてきた13年間の記録をもとに今の気持ちを織り交ぜつつ、改めて当時のことを振り返ってみようと思います。

【前回】「立ち方」を忘れてしまった? 床にへたり込んだ認知症の母を起こすには 

時々我が家を訪れる孫は介護に疲れた私たちにひと時の癒しをもたらしてくれます。

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もうじき2歳。

孫の『きんとき』の成長は著しく一人でトコトコ歩き回れるようになりました。

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たくさん食べてたくさん動いて元気いっぱいです。

保育園に行けないときなど我が家で預かることもありましたので、彼の紙おむつを家に常備していました。

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そのおむつも必要なくなるのは時間の問題でしょう。

一方の義母ですが

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先日訪問看護師さんにこう言われたばかり。

もともとぽっちゃり、LLサイズだった義母も

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少しずつサイズダウンしてきました。

痩せてきた理由は身体を動かす機会が減ったこともありますが、やはり以前ほど食べられなくなってきたためでしょう。

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特に夏の間は傾眠傾向が強く、水分を摂るのさえ難しいこともありました。

幸い、涼しくなってからは食事中まで寝てしまうことは少なくなりましたが

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少し前まで程度を忘れて口いっぱいに詰め込んでしまうほどだった義母はどこへやら。

ある程度まで食べると口をつぐんで食べるのをやめてしまいます。

喉に詰まるほど食べようとするのも困りますが、食べることが大好きだった義母が食べられなくなるのは心配です。

今思えば義母は そういう時期に差し掛かっていたということだったかと思いますが...。

成長する孫と出来ないことが増えていく義母たち。

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次の世代へのバトンタッチを垣間見ている気がします。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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山田あしゅら

60代主婦。3人の息子は巣立ち、孫が2人いるおばあちゃん。 義父・太郎を平成31年4月(享年90歳)、義母・はな子を令和2年11月(享年95歳)をそれぞれ見送り、現在は夫と二人暮らしをしている。13年間にわたり義父母の介護の奮闘を綴ったAmebaブログ 「13番さんのあなー介護家庭の日常(現・13番さんのつぼ)」をもとに 平成29年7月『毒舌嫁の在宅介護は今日も事件です!』を出版。

※毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

山田あしゅらさんのブログ:13番さんのつぼ

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