皆様こんにちは、『くるメモ』の管理人"くるぴた"です。
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今年の2月に年金の繰り上げ受給の手続きをしてから、4カ月。
先日、2回目の振り込みがありました。
4月の時は1カ月分だけでしたが、今回は2カ月分。
いよいよ本格的に年金生活が始まったと実感しています。
6月には受給額の改定があり、私の受け取る年金も少し上がって、2カ月分で約11万円になりました。
もちろん年金だけではとても暮らしていけないけれど......体調が万全ではなく、すぐに仕事に就くことができない今、生活の大切な支えです。
ここまでの人生、いろいろありましたが、独りで生きることを選んだ以上、なるべく周囲に迷惑を掛けたくありません。
そのため労働とは関係のない、ある程度まとまった収入が定期的にあると、やはり心強さを感じます。
なにより給料日が一つ増えたような感覚があって、楽しみな日が2カ月に1日増えました。
今後、なんらかの職に就いたら、年金は貯金に回す予定です。
将来の受給額は減ってしまいますが......3年繰り上げた分、多くの蓄えがある状態で65歳を迎えます。
もちろん生活に余裕があったり、まだまだ現役で働こうと考えたりしている方は、65歳やそれ以降に受給する選択をしても一向にかまわないでしょう。
でも、生活に不安がある人は無理をしないで、繰り上げ受給をすればいいのではないでしょうか。
私自身、繰り上げ受給したことは間違っていなかったと思っています。
しかし本人はそうでも、周囲から見た場合は違う場合もあると、先日知りました。
私には、10歳近く年の離れた弟がいます。
弟は地元で自営業をして結婚生活も上手くいっており、奥さんと一緒に3人の子育て中です。
先日、弟とのSNSのやり取りで、何気に年金の繰り上げ受給をしたことを伝えました。
すると弟の様子がちょっとおかしくなりました。
レスが少し遅くなった後、今度は 「いくら受給したのか」「今、仕事はどうしているのか」「生活は大丈夫なのか」...などを矢継ぎ早に尋ねてきたのです。
私としては『収入の道が一つ増えた』くらいの感覚で、気軽に話を振ったのですが...... 弟の方は『将来、姉が高齢になったとき、自分に生活を頼ることになるのでは』と危惧したようです。
私たちは特に兄弟仲が悪いわけではありません。
むしろ年齢差や性別が違う割には、交流が多い方ではないかと思います。
在宅ワークの取引も少しあったりしますし。
とはいえ弟はまだ家のローンが残っていて、これから教育費もかさむ時期。
そんなところに生活に困った姉が寄りかかってきたらと、不安になるのは仕方のないことかもしれません。
これが普通に65歳になってからの受給だったら、ごく当たり前のこととして受け取ったでしょう。
しかし私のように、熟年離婚をしてから派遣やパート等で生計を立てている者が、年金の繰り上げ受給をすると、こんなふうに解釈される場合もあるのだと知りました。
繰り上げ受給が一つの不安材料になってしまったようです。
相手の性格や人間関係にもよりますが、年金を繰り上げた場合は、わざわざ自分からそれを言ったりはしない方が賢明な場合があるのかもしれません。
年金の受給の時期を検討している人に相談された場合は、普通に答えてもいいと思いますが。
私も熟年離婚をして生活が不安定でなければ、こんな心配をさせずにすんだのかもしれません。
元気に働く様子を見せれば、周囲を安心させることもできるはず。
こうなったら一刻も早く体調を整え、生活を立て直せるように努めていくつもりです。
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