私が「家庭内別居」を決めた理由...陣痛で苦しむ私に夫が言い放った「許せないひと言」<前編>

「大学1年の娘と大学院1年の息子に恵まれました。3歳年上の夫とは結婚25年になりますが、現在、家庭内別居中です。結婚前にはわからなかった夫の裏の顔...、今でも許せません」

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■夫とは、ほぼ「交際ゼロ」で結婚したが...

結婚前の理想のタイプは優しくて頼れる人、それだけでした。

家族の愛情や友人の優しさのなかで過ごしてきた私にとっては、優しい気持ちを持った人、それがまず一番に相手に求めることでした。

夫とは近所の知人の紹介、いわゆるお見合い結婚でしたが、写真で見た夫は爽やかで優しそうに見えました。

でも何度も会うことなく結婚したあとに私は愕然としました。

あらゆることにおいて、私と夫は価値観が全く違うのです。

私の考える常識とは全く違った行動をする夫が理解できず、また夫も理解できない私に対していらだつということが増えていきました。

なんでそんなことを言うの?なんでこんなことするの?と思うことだらけ。

苦しい毎日が続きました。

自分を否定され続けられているようで精神的にも追い込まれ、それまでの明るい自分を見失いつつありました。

そして夫に自分の考えを通すために、私はかなり攻撃的にものを言うようになっていきました。

母にも結婚してから私は性格が悪くなったと言われ、確かに自分でも変わってしまったと思いました。

そしてそんな風になってしまった自分が嫌でたまりませんでした。

結婚相手によって自分が嫌な人間になっていく。

昔から言われていた離婚理由の「性格の不一致」というのはこういうことなんだと改めて感じました。

そんな夫から言われた言葉で、24年近く経っても、そしてこれからも一生頭から離れないだろうと思う言葉があります。

それは長男を出産した日曜日の朝のことです。

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