「50代の男性です。両親を騙して、遺産を総取りしようとした企んだ弟の顛末を聞いてください」

■子どもの頃は仲良しだった私と弟。しかし徐々に関係は...
50代前半の弟と私の間で起こった、親の遺産相続を巡る争いの話です。
弟と兄である私は、小さい頃はどこに出かけるのも一緒なくらいに仲良しでした。
弟は、私と違って少し我がままで自由奔放なところもあったのですが、そんなところも自分にはない魅力だと思っていました。
社会人になり、お互い実家を出て別々の場所で1人暮らしを始めてからも、家を行き来する関係でした。
両親との関係も非常に良好で、「お前たちがいてくれたら何があっても安心だ」と、全幅の信頼を置いていてくれました。
そんな理想的な関係でしたが、私が30歳で結婚して子どもができてからは、少しずつ疎遠になっていきました。
弟は当時、女性との出会いはほとんどなく、仕事も順調でなかったこともあり、私たちのことをあまりよく思っていない様子でした。
嫉妬や羨望の気持ちがあったのかもしれません。
そして、独身のまま40代を終えようとした頃から、弟は正月に実家で会うと、だんだんと私や私の妻に悪態をつくようになってしまいました。
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