「40代女性です。妹から結婚について相談されました。お相手は歳が一回りも離れていて、さらに中学生の子どももいる男性です。いきなり思春期の息子を持つことになる妹を心配する気持ちから、素直に祝福できませんでした」
■妹の結婚に反対した私と母。なぜなら相手は...
私の妹は29歳で結婚しました。
母も私も妹のことをとても可愛がっていたので、妹が結婚したい人がいると言ったときは、とても嬉しい気持ちでした。
しかし、詳しく話を聞いてみると、結婚相手のSさんは44歳でバツイチ、数年前に亡くした奥様との間に14歳のお子さん(T君)がいるというのです。
私と母は咄嗟に反対してしまいました。
妹は30歳を目前にして焦っているのではないか? そんなに焦らなくてももっといい結婚ができるのでは? そう思ってしまったのです。
せっかく話してくれた妹に、その場で反対意見を言ってしまったことは申し訳ないと思っています。
しかし、結婚は人生においてとても大切な選択です。
私と母は、大切な妹に幸せになってほしいと思っていたから反対したのです。
しかし、妹の意思は固く、私と母が少々感情的になって反対したにも関わらず、落ちついた様子で私たちに言いました。
「Sさんの息子さんのT君の母親になりたい。お母さんとお姉ちゃんが反対したとしても、私はもう決めたの」
甘ったれの妹がここまではっきりと言うことに、私も母も驚きました。
それでも、まだ若い妹がいきなり思春期の男の子の母親になるなんて、そんなことは不可能だと私は思い、辛く感じていました。
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