知っているだけで彼女は5人! もう許せない! 母の死後に本性を現した「女好きの父」

「40代の女性です。いまは縁を切っている実父(70代)は、母が亡くなった後は女性をとっかえひっかえしていました。いまでも許せません...」

知っているだけで彼女は5人! もう許せない! 母の死後に本性を現した「女好きの父」 49.jpg

■母の死後、たがが外れたように交際を繰り返す父

いまから20年ほど前、実母(当時55歳)は病気で亡くなりました。

お母さんっ子だった私はとても悲しかったのですが、母が安心してくれるように頑張って生きていくと決心し、気を張って生活していました。

ですが、父(当時52歳)は真逆だったのです。

酒癖が悪く、モラハラ発言ばかりの人で、母が亡くなってからは酒に溺れ、すぐに他の女性と交際をはじめたのです。

私が知っているだけで5人も!

妻を失って悲しいからだろう、と庇う人がいるかもしれませんが、生前の母に対する父の態度は酷いものでした。

真剣に交際し、再婚を視野に入れているならまだしも、1~2週間くらい付き合って別れるといった、見るに堪えない有様でした。

当時、私はひとり暮らしで、母のお墓参りで頻繁に実家に帰っていました。

そんなとき、父からだしぬけに「紹介したい人がいる。いまから家に来てくれ」と言われたり、仏壇に線香をあげようと実家を訪れたら知らない女性がいて「いま付き合ってるんだ」と紹介されたり...。

なぜこんなに次から次へと女性が現れるのかと思ったら、会ってすぐに結婚をほのめかして口説いていたようなのです。

母がかわいそうだと思いました。

■危ない人に狙われたと思ったら...

きっと私が会ったことのない交際相手も多くいたと思いますが、一番嫌悪感を抱いた人は私の職業や収入について興味深々だった女性でした。

50代くらいのその女性は、子ども2人が独り立ちし、そのときは無職でした。

出会いは居酒屋で父がナンパしたそうで、彼女の収入は子どもたちからの援助と障がい年金だけでした。

当時の私は、そこそこ知名度がある会社の正社員でした。

その女性は私の会社について父から聞いていたらしく、「○○ちゃん(私)はいっぱいお給料もらってるんでしょ~? お父さんを楽にさせてあげなくちゃ」と、なんだか私のお金を狙っているようで...。

さらに聞いてみると、援助してもらっている2人の子どものうち、1人は頻繁に転職しているフリーター、もう1人は就職のために勉強中とのこと。

なんだか家族全員で父と私の収入に頼ろうとしているようで、ゾッとしました。

父のことは嫌いでしたが、さすがに「あの人は気を付けたほうがいいんじゃ...」と伝え、実家を出ました。

その2週間後、父から電話があり「振られた」と教えてもらいました。

正直ほっとしましたが、「振られた」ということは父がよほど良くないことをしたのかもしれません。

もう父には関わりたくないと、ストレスで胃が痛くなったのを覚えています。

その後、父は女性と付き合っては振られを繰り返し、結局スナックやパブに通い詰めるようになり、借金まで抱えるようになってしまいました。

ほどなくして借金を理由に縁を切りましたが、いま思い出しても胃が痛くなります。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

この記事に関連する「みなさんの体験記」のキーワード

PAGE TOP