「50代の男性です。作業に参加するのも大変だけど...不参加だと罰金が課せられる自治会活動。その活動の中で、非常に不愉快な思いをしました」
■自治会の活動は年々大変になるばかり
田舎に住む54歳の男性です。
田舎暮らしには自治会の活動がつきものです。
私が住む地域では、「普請(ふしん)」という、自治会住民参加型の作業が年に3回ほど行われます。
1回目は、4月に田んぼに水をひく水路の掃除や整備をする「水路普請」。
2回目は、自治会所有の山に行くための山道の整備や修繕をする「道普請」。
そして、夏になるとその道の草刈りをする「草刈り普請」が3回目となります。
原則参加しなければならず、不参加の場合には「出不足金」という名の罰金を支払うシステムです。
2023年7月、「草刈り普請」でこんなことがありました。
「草刈り普請」では、区域内の道の両脇に1m以上の背丈になる草が茂ってくるので、その整備を住民が各個人で持ち寄った草刈り機を使って丸1日ほど作業をします。
草刈り機の燃料代や車のガソリン代は自己負担です。
自治会からは、ペットボトルのお茶(500㎖)が1本出ます。
数キロにも及ぶ作業でかなり重労働です。
5、6人毎にチームが作られ、指示に従いそれぞれが100mほど離れて草刈り作業をしていきます。
その場所の草刈り作業が終わると、次の場所に移動して、また草刈りを続けていきます。
それを丸1日かけて行います。
■突然見知らぬ相手に怒鳴られてビックリ!
その作業の範囲の中には、私が借りて耕作している畑周りの道も20mほどですが含まれていました。
作業工程の終盤に、そこで作業していると、話したこともない70代の男性が私のところに近づいてきて「自分の土地なんかやってるんじゃない!」と怒鳴りつけてきたのです。
相手の勢いに驚いた私は何も言えないまま、とっさに関わりたくないと思い、その場を離れました。
その男性が、私がその畑を借りていることを知っているのにも驚きましたし、話したこともない男性にいきなり怒られ、ダメ出しされるなどまったく理解できませんでした。
私としては、かなり真面目に丁寧に作業しているつもりでしたし、町内会の作業の範囲でたまたま自分の畑の周りを作業していただけです。
恐らくあの男性は、「自分の借りている場所はプライベートな時間を使え!」という意味で、あのようなことを言ってきたのかなと思っています。
過疎化の進む私の自治会は、作業する人も減ってきていて、個人の負担はますます増えていきます。
そんな中で担当範囲をごく普通に作業し、その中にたまたま自分の借りている畑の周辺があったというだけで、なぜ怒られなければいけないのか? いまだに納得いきません。
1日拘束されるのも、大変な作業をするのも、怒られるのもイヤなので、今年の夏は出不足金を払って参加しないつもりです。
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- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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