「40代の女性です。若かりし頃の体型を再び手にいれるために! なかなかダイエットが続かない、三日坊主な私の苦肉の策をご紹介します」
アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?
■夫婦の「クセ強め」な食事の管理方法とは...
私たち夫婦(私46歳、夫49歳)は、10年前から夜寝る前に必ず正座しています。
理由は、お互いのぜい肉を計測するため。
正座すると、おへその辺りに出てくる浮き輪のようなぜい肉。
それを掴んで、ノギスで計測しているのです。
毎晩、「今日はぜい肉が15センチあったから、明日の夜ごはんは野菜中心にしよう!」とか「今日は9センチだったから、から揚げが食べたい!」など、夜ごはんをぜい肉の量で決めています。
約束事として、ノギスで計測したぜい肉の幅が10センチ以下なら揚げ物はOK。
15センチを超えるとおかずに肉なし。
20センチを超えたら15センチ以下になるまで、おかずのお肉と主食の炭水化物もなし!
そんなルールを決めました。
こんなことを始めたのは理由があります。
結婚して20年ですが、結婚当初は2人ともすごく痩せていて、いまでは口に出すのもおこがましいですが、スタイルのよい自慢の夫婦でした。
ところが...知らず知らずの間に、2人ともブクブクと20キロ以上も太り、「ほっそり」の「ほ」の字もなくなっていたのです。
そんな私たちがダイエットしようと思ったきっかけは、4年ぶりに会う友人との待ち合わせでした。
待ち合わせ場所にいたのに気付いてもらえず、私から話しかけたところ「太りすぎて誰か分からなかった!」と笑われてショック!
この出来事をきっかけに、痩せることを本気で考え始めたのです。
■ダイエットを始めたものの上手くはいかず...
友人から笑われた悔しさで、ジムに通って運動したり、食事制限したり、EMS(電気で筋トレする器具)を買って装着したりと、いろいろ試しました。
ですが、どれもこれも三日坊主で続きませんでした。
そんなとき、夫に「お互いのお腹を掴みっこしましょう?」と言ってみたのが始まりです。
当時はお互い羞恥心が強く、夫も戸惑っていました。
ですが、始めてみると効果は抜群で、太ったお腹を掴まれるのが恥ずかしくて、ずっとやめられなかった間食をストップできました。
2カ月後には5キロほど痩せることに成功。
夫も、お昼のメニューをカロリーの低いものに変えたり、会社の飲み会で食べる量や飲む量をセーブしたりして、少しづつ痩せていきました。
続けていくうちに大体の基準値が決まっていき、掴んだお肉が厚かった場合は翌日の夜ごはんを加減する、というのがルーティーンになったのです。
いまではダイエットだけでなく翌日の献立の立て方も含まれるようになってしまいましたが、効果を実感しているため、これからも続けていこうと思います。
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